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スマホで動画が再生できない原因とは?対処方法や修理が必要となるケースについて
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スマホで動画を観ようとした時に、突然再生できなくなった経験はありませんか?
YouTubeやSNS、保存していた動画が再生できない原因は、通信環境の不安定さやストレージ容量不足までさまざまです。
場合によっては、専門業者による修理が必要な場合もあるので、原因を見極める必要があります。
ここでは、スマホで動画が再生できない原因やその対処法、修理の依頼先や業者の選び方まで詳しく解説していきます。
スマホの動画再生トラブルでお困りの方は、ぜひ参考してみてください。
Contents
スマホで動画を観ようとしたのになぜか再生が始まらない、という経験は誰にでもあるでしょう。
ここでは、スマホで動画が再生できない時に考えられる主な原因を紹介します。
まずは、原因を特定して正しく対処しましょう。
スマホの長時間使用、過熱、複数のアプリを同時に起動するなどが原因で、端末に負荷がかかり一時的に処理が遅くなることがあります。
このような状態になると、動画の読み込みが遅れるだけでなく、再生が止まったりすることも少なくありません。
一時的な不具合の場合、再起動やアプリの終了によって改善することが多いですが、頻繁に発生する場合は内部の故障が原因の可能性もあります。
YouTubeやNetflixなどのオンラインの動画を再生する場合、安定した通信環境が必要です。
モバイルデータ通信やWi-Fi接続が不安定だと、途中で動画が途切れたり、止まったりする可能性があります。
オンライン動画の再生不良が起こった時は、通信速度を確認したり、通信状況を確認したりしましょう。
スマホ本体やSDカードの空き容量が不足すると、動画再生に必要なデータが保存できず、再生ができなくなることがあります。
特に高画質の動画は容量が少ないと再生できないことがあるので注意が必要です。
ストレージ容量が不足している時は、不要な写真や動画などのデータを削除し、空き容量を確保しましょう。
動画再生アプリやスマホのソフトウェアに不具合があると、動画を再生できなくなることがあります。
ソフトウェアやアプリのバージョンが古いままだと、最新の動画に対応できない場合があるので、定期的にアップデートしましょう。
アップデートをしても改善しない場合は、アプリの再インストールをするのもおすすめです。
動画ファイル自体が破損している、スマホに対応していない形式などの場合はスマホで再生できません。
例えば、圧縮された容量が重たい動画などは再生できないことがあります。
また、ダウンロードの途中で通信が途切れたりしたファイルも再生できません。
スマホで動画が再生できない原因が分かったら、次は以下のような対処方法を試してみましょう。
症状が軽い場合は、自分でできる簡単な対処をするだけで改善することがあります。
オンライン動画が再生できない場合は、まず通信環境を見直しましょう。
Wi-Fi接続であればルーターを再起動したり、電波状況が良い場所に移動したりします。
モバイルデー通信の場合は、圏外になっていないか、通信制限がかかっていないかを確認しましょう。
通信速度が速くならない場合は、Wi-Fi接続とモバイルデータ通信を切り替えてみるのもおすすめです。
【参考】インターネット回線スピードテスト
空き容量が不足していると、動画を再生できないことがあります。
ストレージの空き容量をチェックして、空きが少ない場合は不要な写真や動画などのデータを削除しましょう。
大切なデータはPCやクラウドに保存すると安心です。
<ストレージの空き容量を確認する手順>
アプリやソフトウェアが古い状態のままだと、最新の動画に対応できず再生できないことがあります。
アプリやソフトウェアは、定期的にアップデートしましょう。
特に、NetflixやYouTubeなどは頻繁に仕様が変わるので、最新の状態に更新しておく必要があります。
スマホを長時間使用し続けると端末に負荷がかかり、一時的に動作が不安定になることがあります。
この場合は、再起動を行いましょう。
再起動を行うことで不要なキャッシュがリセットされ、スムーズに動画再生できることがあります。
定期的に再起動することで、このようなトラブルを予防することができます。
SDカードに保存している動画の再生不良が起こるときは、カードの接触不良が原因の可能性があります。
一度スマホの電源を切り、SDカードを取り出してから、端子部分を柔らかい布で軽く拭き、再度差し込みましょう。
これでも改善しない場合は、SDカードの故障が原因の可能性があるので、他のSDカードで試してみましょう。
上のような対処法を試しても改善しない場合は、スマホ内部に不具合が生じている可能性があります。
スマホ内部の不具合を補修するためには、専門的な技術や知識が必要なので専門業者に依頼しましょう。
そのままの状態を放置すると、さらに症状が悪化する可能性があるので、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
スマホの修理を依頼できる主な窓口は「メーカー」「キャリアショップ」「街の修理店」の3つです。
それぞれ特徴が異なるので、ご自身の状況に合わせて選びましょう。
Apple、Google、Sonyなどのメーカーに直接修理を依頼することができます。
純正部品を使用した高い技術の修理が受けられるので、安心して任せられます。
保証期間内であれば無償または安い費用で修理が受けられることがあるので、保証期間を確認しましょう。
ただし、修理に時間がかかり、初期化する必要がある点には注意が必要です。
docomo、softbank、auなど、スマホを契約しているキャリアショップでも修理を受けられます。
補償サービスに加入していれば、無償もしくは安い費用で修理を受けられます。
店頭やインターネットで受付をした後、メーカーに送られるため、修理に時間がかかることが多いです。
また、こちらも初期化が必要なので、データのバックアップを取っておきましょう。
駅前やショッピングモール内にあることが多い街の修理店でもスマホの修理を受けられます。
即日対応やデータを残したままの修理に対応している店舗も多いため、急ぎの場合に便利です。
ただし、非純正部品を使用する場合があり、店舗によって品質の差があるので、事前に実績や評判をチェックしてから店舗を選びましょう。
スマホ修理には高い技術や知識が必要なので、どのような業者に依頼するかによって仕上がりが変わってきます。
安心して修理を受けるためにも、信頼できる修理業者を見つけるコツを知っておきましょう。
信頼できる業者は、部品代・作業費・その他手数料などを明確に提示してくれます。
逆に、「○○一式」といったあいまいな表記が多い場合は、後から追加費用が発生する可能性があるため、注意が必要です。
修理を依頼する前に、費用の内訳や追加費用の有無などを確認しておきましょう。
修理実績が多い業者は、あらゆる症状に対応できる技術力があるので、安心して任せることができます。
また、実際に修理を受けた方の評判や口コミは大変参考になります。
クチコミサイトやSNSでの評価でポジティブな内容が多い業者を選ぶと安心です。
修理後に同じような症状が再発する可能性はゼロではありません。
そのため、修理後の保証内容やアフターサービスの有無を確認しておきましょう。
保証期間が長く、再修理が無料の店舗は、技術力に自信があることが多いです。
できるだけサポート体制が手厚い業者を選びましょう。
スマホで動画が再生できない原因は、通信環境の不安定さやストレージ容量不足など、自分で解決できるものから、内部の故障など専門的な修理が必要なものまでさまざまです。
まずは、自分でできる対処を試し、それでも改善しない場合は、専門業者による修理を受けましょう。
修理を受ける業者を選ぶ際は、実績や評判が良く、見積もりが明確な信頼できる業者を選ぶことが大切です。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したスマホリペアアカデミーの代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。