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arrowsスマホが充電できない原因とは?対処法や修理方法について
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毎日使うarrowsスマホが突然充電できなくなると、非常に困りますよね。
「故障したかもしれない」と不安になる方も多いでしょう。
しかし、充電できない原因は様々で、簡単な対処で改善することもあります。
本記事では、arrowsスマホが充電できなくなる主な原因と、自分で試せる対処法、そしてどうしても改善しない場合の修理の選択肢について、詳しく解説します。
焦らず原因を切り分け、適切な対応を見つけましょう。
arrowsスマホが充電できない場合、考えられる原因は大きく分けて「スマートフォン本体の問題」「充電用のケーブル・アダプタの問題」「コンセントの問題」の3つに分類できます。
まず、スマートフォン本体に何らかの問題が生じているケースです。
arrowsスマホを使用中や充電中に本体が異常に熱くなる場合、安全機能が働いて充電が停止されることがあります。
特に高負荷なアプリの使用後や、直射日光の当たる場所での使用・充電は注意が必要です。
バッテリー残量が完全にゼロの状態で長期間放置すると、バッテリーが「過放電」状態になることがあります。
過放電状態になると、充電ケーブルを接続してもすぐに反応せず、充電が開始されません。
スマートフォンの動作を制御しているOSに一時的な不具合が発生し、充電機能を正常に認識できなくなることがあります。
arrowsスマホ本体の充電ポートにホコリやゴミが詰まっていたり、内部の端子が汚れていたりすると、接触不良を起こして正常に充電できません。
また、落下などの衝撃でポート内部が破損している可能性も考えられます。
スマートフォンに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品であり、充放電を繰り返すうちに徐々に劣化していきます。
一般的に1年半〜2年程度で劣化を感じ始める方が多いです。
バッテリーが著しく劣化すると、充電の持ちが悪くなるだけでなく、充電自体ができなくなったり、充電速度が極端に遅くなったりします。
arrowsスマホがフリーズして画面が固まり、一切の操作を受け付けなくなることがあります。
この状態では、充電ケーブルを接続してもシステムが反応せず、充電が開始されません。
ソフトウェアの問題やメモリ不足などが原因として考えられます。
次に、充電に使用しているケーブルやACアダプタに問題があるケースです。
充電ケーブルは、抜き差しを繰り返したり、ねじれたりすることで内部が断線したり、コネクタ部分が破損したりすることがあります。
見た目には問題なさそうでも、内部で断線しているケースも少なくありません。
ケーブルの根元やコネクタ部分に負荷がかかりやすいため、丁寧に扱いましょう。
ACアダプタも長期間の使用や衝撃によって故障することがあります。
アダプタ内部の回路に問題が生じると、正常に電力を供給できなくなり、充電ができなくなります。
他の機器では充電できるのに、特定のアダプタだけ充電できない場合は、アダプタの故障が疑われます。
使用している充電ケーブルやACアダプタが、arrowsスマートフォンに対応していない規格であったり、品質の低い非純正品であったりする場合、充電できない、または充電が不安定になることがあります。
特に安価な製品は、十分な電力を供給できなかったり、安全機能が搭載されていなかったりするリスクがあるため注意しましょう。
ACアダプタ側のUSBポートや、パソコンのUSBポートから充電している場合、それらのポートにホコリが詰まっていたり、端子が破損していたりすると、接触不良で充電できないことがあります。
意外と見落としがちなのが、電源元のコンセントの問題です。
使用しているコンセント自体が故障していたり、タコ足配線によって電力供給が不安定になっていたりすると、充電が正常に行われません。
原因が特定できたら、以下の対処法を試してみましょう。
スマートフォンの本体側に原因があると考えられる場合の対処法です。
スマートフォンが熱を持っている場合は、まず電源を切り、涼しい場所に置いて本体温度が下がるのを待ちましょう。
直射日光を避け、カバーを外すとより効果的です。
本体が冷めてから再度充電を試みてください。
バッテリーが過放電状態になっている可能性がある場合は、arrowsスマホの電源を切った状態で充電ケーブルを接続し、最低でも30分〜1時間程度はそのまま放置してみてください。
これにより、少しずつバッテリーが充電され、起動できるようになります。
arrowsスマホ本体の充電ポートにホコリやゴミが詰まっている場合は、電源を切り、SIMカードやSDカードを取り外してから、綿棒やエアダスター、爪楊枝の先などで優しく取り除いてください。
内部の端子を傷つけないよう、慎重に行いましょう。
OSの一時的な不具合やフリーズが原因である場合は、arrowsスマホを再起動することで改善することがあります。
電源ボタンを長押しして再起動を選択するか、機種によっては電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しすることで強制的に再起動できます。
【arrowsスマホ再起動の方法】
OSのバージョンが古い場合、充電に関する不具合が修正されていない可能性があります。
Wi-Fi環境下で、設定メニューからソフトウェアアップデートを確認し、最新のバージョンが提供されていればアップデートを実行してみてください。
バッテリーの寿命・消耗が原因で充電できない場合は、バッテリー交換しましょう。
arrowsスマホのバッテリーは内蔵型でユーザー自身での交換は難しいため、専門業者に修理依頼してください。
ケーブルやアダプタに問題があると考えられる場合の対処法です。
充電ケーブルのUSB端子も、ホコリや皮脂などで汚れていることがあります。
乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、汚れを除去してみてください。
充電ケーブルのコネクタ部分に変形や破損がないか、ケーブルの被覆が破れて内部の線が露出していないかなどを目視で確認します。
少し曲げたりすると充電できる場合は、内部で断線しかけている可能性が高いです。
もし非純正品の充電ケーブルやアダプタを使用している場合は、arrowsの純正品、または信頼できるメーカーの製品に交換して試してみてください。
純正品は、その機種に最適な電力供給ができるように設計されています。
ACアダプタの故障が疑われる場合は、別のACアダプタに交換して充電できるか確認しましょう。
他のスマートフォンやタブレットを充電できるアダプタがあれば、それを使ってみるのが手軽です。
上記の対処法を全て試してもarrowsスマホが充電できない場合は、本体内部の基板故障やバッテリーの完全な故障など、専門的な修理が必要な可能性が高いです。
その際は、以下の修理サービスを検討しましょう。
契約している携帯電話会社のショップや、arrowsのメーカーであるFCNTの修理サポートに依頼する方法です。
メリットとしては、純正部品を使用した質の高い修理が期待でき、保証サービスに加入していれば費用を抑えられる場合があります。
デメリットとしては、修理に日数がかかることや、データが初期化される可能性がある点が挙げられます。
事前にデータのバックアップを必ず行いましょう。
いわゆる「スマホ修理専門店」に持ち込む方法もあります。
メリットは、比較的短時間で修理が完了することが多く、店舗によってはデータを保持したまま修理してくれる場合がある点です。
デメリットとしては、店舗によって技術力や使用部品の品質にばらつきがあること、メーカー保証の対象外となる可能性がある点が挙げられます。
事前に評判や料金体系をよく確認することが重要です。
arrowsスマホが充電できない原因は多岐にわたりますが、まずは慌てずに原因を特定し、自分で試せる対処法を実行してみましょう。
充電ケーブルやアダプタの交換、充電ポートの清掃、本体の再起動などで解決することも少なくありません。
それでも改善しない場合は、無理に自分で分解などを試みず、キャリアやメーカー、信頼できる修理店に相談することをおすすめします。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。