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スマホの画面が勝手に動く「ゴーストタッチ」とは?原因や対処方法について
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「スマホを触っていないのに勝手に動いている!」
「もしかして怪奇現象…!?」
今までにこのような怖い体験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
実はこの症状は「ゴーストタッチ」といってスマホによくあるトラブルの一つです。
今回この記事では、「ゴーストタッチの原因」「ゴーストタッチの症状と対処法」などをご紹介します。
スマホの誤作動で困っているという方はぜひ参考にしてみてください。
誰もスマホを操作していないのに勝手に動くというトラブルです。
ゴーストという名前がついているように、まるで心霊現象のように感じて驚かれることがよくあります。
意外と多いこのトラブルですが、実際にはどのような症状があるのでしょうか。
ゴーストタッチによって起こる症状は勝手に作動するということだけではありません。
具体的にどんな症状が起こるのか確認していきましょう。
画面に触れていないのに勝手に作動することがあります。
この症状はよくあるゴーストタッチの症状で、この症状がきっかけとなってあらゆる不具合が起こります。
では実際にどんな不具合が起こるのでしょうか。
充電がなくなるのが早くなったらこのようなトラブルが起こっているかもしれません。
理由は、スマホを触っていない時間も勝手に作動しているからです。
実際に、アプリを勝手に開いていたり画面のライトがつけっぱなしになっていたりするため充電の減りが早くなるようです。
ゴーストタッチが起こると勝手に電話をかけたりメールをしたりすることもあります。
このことが原因で他人に迷惑をかける可能性もあるので、ゴーストタッチの症状に気が付いたら早めに対処しましょう。
このようなトラブルが起こると、画面操作がうまくできなくなることがあります。
最初はなんとか操作できても徐々に操作ができなくなっていくことも多いので、注意が必要です。
ゴーストタッチが起こる原因はさまざまです。
まずはゴーストタッチが起こる原因を理解していきましょう。
アプリを複数同時起動もスマホ誤作動の原因の一つです。
ゴーストタッチが起こったら、「アプリを複数起動していないか」「キャッシュが溜まり過ぎていないか」を確認しましょう。
使用していないアプリは停止する、アンインストールするなどしましょう。
スマホによっては、設定のストレージから使用していないアプリを一括削除できる機能もついているので、確認してみましょう。
画面汚れもゴーストタッチの原因の一つです。
スマホの画面に油・水滴などがつくと誤作動の原因になります。
また、汚れた状態や湿った状態の指で操作してもうまく作動しないことがあるので注意が必要です。
スマホ専用のクリーニングシート・眼鏡クリーナー・ティッシュなどで画面を拭いてクリーニングしましょう。
普段から定期的にクリーニングするのがおすすめです。
画面破損もゴーストタッチの原因の一つです。
画面破損によって特定の部分だけをずっと押している状態が続くことがあり、それが原因となってスマホの不具合が起こります。
画面破損をしたらできるだけ早く修理店で修理してもらいましょう。
画面交換はなかなか自分でできる作業ではないので、修理店で行うのがおすすめです。
画面破損を防ぐためには、画面に保護シートやカバーガラスを貼るのが有効です。
本当はスマホを落とさないことが1番大切ですが、誰しもスマホを落としてしまうことはあります。
スマホを落としてしまったとしても破損しないように日頃から予防対策を行っておきましょう。
保護シートの劣化もゴーストタッチの原因になることがあります。
保護シートが劣化することによって画面とシートの間に汚れが溜まり、その汚れが誤作動の原因になります。
保護シートの汚れや傷みが目立ちだしたら新しいシートに取り換えましょう。
1年以上使用したシートはきれいでも劣化してきている可能性が高いので交換するのがおすすめです。
最近はスマホ以外の機器でもスマホと同じ端子の充電器を使うことが多いため、正規品ではない充電器で充電しているという人も多いです。
しかし、やはり非正規品の充電器で充電していると不具合を起こす可能性があるので、できるだけ正規品の充電器を使用しましょう。
iPhone・Android正規の充電器を使用しましょう。
またケーブルが非正規品の場合でも不具合を起こすことがあるので、ケーブルも正規品の使用をおすすめします。
指が乾燥しすぎているとゴーストタッチの原因になることがあります。
指が乾燥していると電気的な反応が弱くなり画面が反応しにくくなります。
指が乾燥しないように普段からハンドクリームで保湿をしておきましょう。
逆に指に油分が多すぎても画面の反応が悪くなるのでベタベタの指で触らないことも大切です。
ゴーストタッチの原因の一つとして何らかのウイルスに感染しているという可能性もあります。
ウイルス感染をすると勝手にスマホが作動したりすることがよく起こります。
原因が分からないけど誤作動が止まらないという場合は修理店で確認してもらいましょう。
ウイルスに感染しないように普段からウイルス対策をしておきましょう。
セキュリティソフトをスキャンしておくと安心です。
スマホが手袋モード・エコモードになっていると画面の反応が悪くなることがあります。
画面をうまく操作できない場合は、手袋モードやエコモードになっていないか確認しましょう。
手袋モード・エコモードを解除しましょう。
スマホが熱くなりすぎると不具合を起こす可能性があります。
そもそもスマホは熱に弱いため長時間充電しながらゲームをしたり暑い車内に放置したりしていると誤作動を起こしてしまう可能性があります。
スマホが熱くなりすぎている場合は、使用を一旦やめて熱を冷ましましょう。
涼しいところで熱を冷ましましょう。
ただし、急いで冷やしたいからといって冷蔵庫や冷凍庫に入れると、さらに不具合を起こしてしまう可能性があるので控えましょう。
タッチパネルの故障もスマホ不具合の原因の一つです。
上でご紹介したような対処法をしても解決しない場合はタッチパネルの故障の可能性が高いでしょう。
タッチパネルの修理は自分でできる作業ではありません。
専門的な知識や技術が必要な作業なので修理店で修理してもらいましょう。
スマホは水に弱いため、水没すると故障してしまう可能性が高いです。
水没した後にもゴーストタッチが起こることがありますが、その場合は水没が原因だと考えられるので、できるだけ早く修理店で修理してもらいましょう。
修理店で修理してもらいましょう。
場合によっては直らない可能性もあるので機種変更や買い替えも視野に入れておきましょう。
基盤故障によってもゴーストタッチが起こることがあります。
基盤故障をした場合は自分で直せないため修理店での修理が必要です。
修理店で修理してもらいましょう。
基盤故障をした場合は自分で直せないため修理店での修理が必要です。
では、次にゴーストタッチが起こったらまずやるべきことをご紹介します。
上でゴーストタッチの原因と対処法をご紹介しましたが、これからゴーストタッチが起こったら最初にやってほしいことをご紹介します。
以下の方法を試してみてゴーストタッチが直ったら少し様子をみても良いでしょう。
まずはスマホの再起動をしてみましょう。
スマホの簡単な不具合は再起動すると直ることが多いです。
再起動をしてゴーストタッチが直ったら少し様子をみて使ってみてもよいでしょう。
例えば何かのアプリをインストールしたとたんにスマホが誤作動した場合などは、アプリが原因の可能性があります。
その場合は、原因となった可能性があるアプリをアンインストールしてみましょう。
上でご紹介したような対処方法を試してもうまく作動しない場合は、修理店に連絡しましょう。
iPhoneやAndroidの正規店やスマホ専門の修理店での修理がおすすめです。
最近は深夜や早朝でも出張修理をしてくれるサービスもあるので急いでスマホを直したいという方はチェックしてみましょう。
ゴーストタッチとは、触っていないのにスマホが誤作動する不具合のことを言います。
この不具合の原因にはさまざまな原因があり、意外と多いトラブルの一つです。
ゴーストタッチが起こったときは、焦らず一つ一つの原因を探っていきましょう。
いろいろな対処方法を試してみてもゴーストタッチが直らない場合は、スマホの故障が原因の可能性があります。
その場合は、すばやく修理することが大切です。
スマホの修理は自分でできるような作業ではないので、スマホ修理店に修理を依頼しましょう。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。