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スマホ保険の必要性とは?メリット・デメリット、加入するべき方の特徴
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スマホは私たちの生活に欠かせない大切なアイテムです。
連絡手段としてだけでなく仕事、学習、娯楽など、幅広い用途で使われています。
そんなスマホですが突然壊れてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
その時に驚かれるのが修理費用の高さです。
端末自体の価格が上がったため、修理費用もかなり高額なケースが多いです。
そこで、ここでは急な修理の際に便利な「スマホ保険」について解説していきます。
スマホ保険のメリット・デメリット、加入すべき理由も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
スマホ補償とは、スマホが故障したり損害を受けたりした場合に、修理費用や交換費用をカバーしてくれるサービスのことです。
ここでは、主なスマホ補償を3つ解説していきます。
スマホ補償 | サービスの提供先 |
---|---|
メーカー補償 | メーカー *AppleCare+・Huawei安心ケアなど |
端末補償 | キャリア・販売店 *docomo・au・softbankなど |
スマホ保険 | 保険会社 |
では、詳しく解説していきます。
サービスの提供先 | メーカー *AppleCare+など |
---|---|
費用 | 無料 |
保証期間 | 1年間 *延長できることが多いが、延長後は有料になる |
補償内容 | 製造上の欠陥 自然故障 |
*メーカーによって内容は異なります。
メーカー補償とは、スマホを購入した際に、メーカーから提供される無料の保証サービスです。
製造上の欠陥や自然故障が原因でスマホが正常にこの機能しなくなった場合に、無料で修理や部品交換ができます。
ただし、ユーザーの過失(水没・落下)による故障の際には、補償されないことがほとんどです。
一般的に1年間が保証期間とされることが多いですが、有料で延長できるタイプもあります。
サービスの提供先 | キャリア docomo:smartあんしん補償 au:故障紛失サポート softbank:あんしん保証パック 楽天モバイル:スマホ交換保証プラス |
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費用 | 有料 (月額料金:550円~2,000円) |
申し込みできる日 | 購入日のみ(docomo・softbank) 購入してから14日間(au) |
補償内容 | ・1年に2回まで修理サービスを受けられる ・バッテリー交換が無料(softbank、au) など |
修理費用 | 画面交換:3,700円~5,500円 修理:8,250円~12,900円 |
端末補償とは、docomo・au・softbankなどのキャリアや販売店が提供する有料サービスで、メーカー補償よりも保護範囲が広いという特徴があります。
落下や水没などの過失による故障にも対応していることが多いです。
ただし、端末補償プランは月額料金がかかり、修理の際には自己負担金が必要になることもあります。
サービスの提供先 | 保険会社 |
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費用 | 有料(保険によって異なる) |
申し込みできる日 | 期間が決まっている保険もある |
補償範囲 | 自然故障だけでなく盗難などにも対応している保険もある |
スマホ保険とは、メーカー補償や端末補償よりも保護範囲が広い保証サービスです。
種類によっても異なりますが、盗難や紛失にも補償が適用される場合もあります。
保険によって補償内容が異なるので、ご自身の生活スタイルに合った保険を選ぶようにしましょう。
それぞれの特徴を比べてみて、ご自身の価値観やライフスタイルに合った補償を選択しましょう。
ここでは、スマホ保険について詳しく解説します。
保険会社が提供してくれる保険サービスで、スマホやタブレットなどに起こったトラブルや損害を補償してくれます。
メーカー補償や端末補償では対象外となる故障(落下・水没)でも修理費用・買い替え費用を全額もしくは一部補償してくれるので、よくスマホが故障する人、スマホを持ち歩く機会が多い人におすすめです。
スマホ保険は数多くの保険会社が提供しており、それぞれ費用や補償内容は異なりますが、ここでは、主な補償内容を紹介していきます。
このように補償範囲が異なるので、できるだけ広い範囲のトラブルを補償してほしい場合はスマホ保険を検討しましょう。
メーカー補償や端末補償との大きな違いは「補償範囲」です。
メーカー補償や端末補償では対象外となるトラブルでも補償が適用されるという特徴があります。
<メーカー補償や端末補償で補償外となることが多いトラブル>
スマホ保険の場合は、上のようなトラブルでも補償適用となることが多いです。
保険にかかる費用が気になる方もいるかもしれませんが、最近は少額で補償内容も充実した保険が増えてきているので、ご自身の予算や目的に合う保険を探してみましょう。
最近、端末自体の値段が高騰し、それに伴って修理費用も高くなりました。
メーカー補償や端末補償でもある程度のトラブルは保証してくれますが、水没や落下のようによく起こるトラブルは対象外となることも多いです。
手頃な金額で高額な修理費用をカバーできるので、スマホ保険に加入していると安心して過ごすことができます。
私たちの生活に欠かせないスマホを守るためにも、スマホ保険への加入をおすすめします。
では、一体どのような人が加入に向いているのでしょうか。
保険への加入がおすすめの人の特徴を紹介します。
小さな子どもがいる場合、スマホを落とされたり、水やお茶やジュースをこぼされたりというトラブルが起こりがちです。
スマホ保険に加入していれば画面割れや水濡れなどによる故障でも修理費用の負担を軽減できます。
お子さんが小さなうちは、保険に加入しておくと安心です。
外出や出張が多い人は、スマホを落としたり、紛失したり、盗難にあったりするリスクが高いです。
保険に加入していれば、万が一の修理や交換の時でも修理費用の負担を軽減できて、紛失や盗難にあった時も補償してくれるので安心です。
ちなみに、全てのスマホ保険に盗難や紛失の保証がついているわけではないので、外出や出張が多い人は、盗難や紛失の際でも適用できる保険を選びましょう。
スマホは経年劣化していく製品なので、長く使えば使うほど故障する確率が高まります。
今お使いのスマホをこれから何年も使いたいと思っている人は、使っている期間中に故障する可能性も高いので、保険に加入していると安心です。
人によってスマホの使い方が異なるため、故障の頻度も異なります。
今までにスマホの故障をした経験が多い人は、故障しやすい使い方をしているかもしれません。
今お使いのスマホが故障した時にかかる経済的な負担を軽減するために、保険への加入を検討してみましょう。
一度スマホの修理で高額な費用を支払ったことがある人は、また壊れたらどうしよう…と不安になってしまうことも多いです。
このような不安を抱えながら生活しないためにも、保険への加入がおすすめです。
安心して生活するためにはもしものために備えておくこと重要です。
スマホ保険に加入するメリットは数多くありますが、ここでは主なメリットをいくつか紹介していきます。
スマホ保険のメリットの一つは、保険料が比較的安いということです。
保険料は保険によって異なりますが、一般的に月額数百円で加入できます。
月額数百円の出費で高額な修理代にかかる負担を軽減できるので、急な出費を避けたいという人は加入を検討しましょう。
スマホは何の前触れもなく急に壊れることがよくあるにも関わらず、生活に欠かせないアイテムなのですぐに修理や交換が必要です。
壊れるタイミングが選べないので、金欠の時に修理が必要になることもあるかもしれません。
修理代にかかる急な出費を少しでも抑えるために、保険の加入がおすすめです。
一部のスマホ保険には加入者が所有している他の端末も補償の対象となることがあります。一つの保険でタブレットやゲーム機など複数のデバイスを保護することができるので、多くのデバイスを使用しているユーザーにとっては大変便利です。
保険によっては家族の端末までカバーできるタイプもあるので、ご自身の状況の応じた保険を選ぶようにしましょう。
基本的にスマホ保険は大手キャリアの端末を対象にしていますが、格安SIMの端末でも加入可能な保険もあります。
格安SIMでも故障した場合に修理しようと思っている方は、保険に加入しておくと安心です。
スマホ保険に加入するデメリットは数多くありますが、ここでは主なデメリットをいくつか紹介していきます。
端末補償などを利用して修理する場合は修理期間中に代替機をレンタルすることができますが、スマホ保険の多くは代替機の貸し出しをしていません。
スマホ保険はあくまで修理や交換にかかる費用を補償しくれるサービスなので、代替機貸し出しなどのサービスは行っていないことがほとんどです。
スマホ保険を利用してスマホの修理をする場合は、代替機を貸し出してくれる修理店に修理を依頼しましょう。
スマホ保険は基本的にインターネット経由で加入することが多いため、自分で手続きをする必要があります。
そのため、インターネットに不慣れな人には難しいかもしれません。
何か困ったことがあった時は、チャット、質問、問い合わせを利用して問題を解決しましょう。
スマホ保険によって加入できる期限や対象の端末などに制約が設けられていることがあります。
例えば、中古端末や格安SIMは対象外であったり、故障経験があったりする端末は保険に加入できないことがあるので注意しましょう。
スマホ保険の適用範囲はメーカー補償や端末補償と比べるとかなり広範囲ですが、全てのケースで補償が適用されるわけではありません。
例えば、自然災害による故障や紛失や製造時のミスが原因の故障などは対象外となることがあります。
適用範囲が広いスマホ保険と言っても、全てのケースが補償範囲になるとは限らない、ということを知っておきましょう。
保険には数多くの種類がありますが、どのような点に注目して選べばよいでしょうか。
ここでは、スマホ保険の選び方を紹介します。
【合わせて読みたい記事】
保険を選ぶ際はその補償内容をしっかりと確認しましょう。
どのような損傷やトラブルがカバーされているかを具体的に確認しておくことが大切です。
例えば画面割れ、バッテリー交換、水没などの起こりやすいトラブルに対応しているか、盗難や紛失に対応しているか、などどのようなトラブルに対応しているかを事前に確認しておきましょう。
補償内容を確認したら、次に補償金額や毎月支払う金額も確認しましょう。
補償内容が手厚いほど毎月支払う金額が高くなることも多いため、そのバランスにも注目することが大切です。
また、修理の際は自己負担金が必要なことも多いので、自己負担金の金額も確認しておきましょう。
お使いのスマホのスペックと毎月支払う保険料のバランスが良い保険を選びましょう。
個人、もしくは家族で複数のデバイスを使っている場合は、複数の端末をカバーできるかどうか確認することも大切です。
特にタブレットやゲーム機などよく使う端末が補償対象になっている保険に加入するのがおすすめです。
また、タブレットやゲーム機などスマホ以外の端末を新しい端末に買い替えた場合に、保険が移行できるか、などもよく調べておくことが大切です。
安心で便利なサービスですが、人によっては必要ないかも…と思われるケースもあります。
ここでは、保険への加入が必要ない可能性がある人の特徴を紹介します。
スマホが壊れたら修理ではなく新しい端末に買い替えるという人は、修理費用をカバーするためのスマホ保険に加入するメリットが少ないです。
常に最新の技術を求めて端末を変えたいという人にもあまり向いていません。
そもそも修理費用の支払い時の負担を軽減させるサービスなので、故障すれば買い替えるという人にはあまり向いていないかもしれません。
スマホがあまり壊れないという人はスマホに加入する必要性が低いです。
普段から丁寧に扱っていたり、あまり持ち歩かなかったり、使用頻度が低かったりする人は故障する可能性が低いため、月々支払う保険料が無駄になる可能性が高いです。
今まで使ってきたスマホで故障を経験したことがない人や故障回数が少ない人は、スマホ保険に加入すべきかしっかりと検討しましょう。
格安スマホを使っている人は故障したら買い替えることが多いです。
端末が安いため修理費用を支払うよりも新たに買い替える方がお得になることがあります。
格安スマホを使用している人で、故障したら買い替えようと思っている人は保証をつける必要があまりないでしょう。
スマホ保険に興味があるけど、どの保険に加入すべきか分からないという人におすすめしたい「さくら損害保険株式会社」の保険を紹介します。
月額700円でスマホ・タブレット・ノートPC・モバイルゲーム機の修理費用や盗難による新規機種の購入費用を補償してくれます。
もしものトラブルに備えて大切なスマホを守りたいという方におすすめです。
保険名 | 通信端末修理費用保険 |
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会社名 | さくら損害保険株式会社 |
保険料 | 700円/月 |
対象端末 | スマホタブレット ノートPC モバイルゲーム機 など |
保険金 | 【修理可能】 最大10万円 【修理不可・盗難】 新しい端末購入価格の50%(最大5万円) 【申請回数】 年1回(1台まで) 【免責金額】 3,000円 |
電話番号 | 0120-982-267 ※10時~19時(年末年始除く) |
スマホ保険は、スマホの万が一の故障や紛失に備えられる便利で安心感があるサービスです。
メーカー補償や端末補償では心もとない、持ち歩く機会が多い、故障のペースが早いという人は、毎月少額の費用で高額な修理費用による負担を軽減してくれるスマホへの加入がおすすめです。
スマホ保険は数多くの種類があるので、ご自身の使い方やライフスタイル、予算に合った保険を選んで、安心してスマホを使っていきましょう。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。