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Google Pixelでデータ移行ができない?原因や対処方法、機種変更に知っておきたい3つのポイント
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Googleの最新技術によって作成された携帯端末であるGoogle Pixelですが、その最先端のパフォーマンスで注目を集める一方で、使用中の使い勝手が悪い面も取り沙汰されています。
そこでここでは、Google Pixelに機種変更する際によくあるデータ移行ができないトラブルに関して解説します。
Contents
Google Pixelへのデータ移行ができない原因としては、次のような事があります。
ケーブルでのデータ移行ができないケースで最も多い要因は、USBケーブルが破損している、または互換性が無い事にあります。
USBケーブルが断線している場合や接続が不安定な場合には、正しくデータが移行されません。
USBの設定などが正しくされていない場合にも、ドライバ認識されずにデータ移行ができない状態になります。
Wi-Fiを使用してデータ移行している際に、Wi-Fiへの接続が切れた場合や電池切れにて電源が落ちると正常にデータ移行ができません。
Wi-F経由でデータ移行するには、iPhoneではiOS7以前、Android携帯ではAndroid4以前のOSを搭載した携帯がデータ転送での移行を利用する事ができません。
Google Pixelのデータ移行ができない要因には、スマホの権限が不十分な事が原因の場合もあります。
スマホのプライバシー対策は、内蔵しているアプリやダウンロードしたアプリごとに必要な権限が付与されています。
データ移行するアプリや、データを利用しているアプリに十分な権限が付与されていない可能性があります。
Google Pixelにデータ移行できない場合には、主に2つの対処方法を試すと良いでしょう。
データ移行できない際の対処方法としては、再度データ移行の手続きを実行する事で問題を解消することができます。
データ移行の手続きは次のような段取りになるので、失敗した場合には一度方法に誤りがないか確認してみましょう。
Google Pixelでデータの移行がうまくいかない原因としては、データ移行の手順に不備がある場合があります。
データ移行が失敗した際には、再度データ移行を順序よく行いましょう。
具体的な手順は次のようになります。
データ移行が正常に行われない場合には、前述の設定を途中で止めているケースなどがあるので再度設定してみましょう。
データ移行の手順を再度チャレンジしても、データ移行が通常通り行われない場合にはGoogleの専門スタッフへ連絡しましょう。
Googleでは、全世界のユーザーに向けて専門のスタッフが待機して問題に対してフォローしています。
データ移行に関して、技術的な問題で不具合が発生した場合などでは個人で解決することは困難です。
そのような際には、Googleの専門スタッフへの連絡が不可欠です。
具体的な連絡方法は以下の手順にておこないます。
Google Pixelに機種変更する際には、以下のような事を事前に知っておく必要があります。
Google Pixelのデータ移行では、移行できるデータと移行できないデータがあるので事前に把握しておく必要があります。
移行出来るデータ | 移行できないデータ |
・アプリやアプリ内のデータ (Google Play で入手できるアプリの場合) ・DLした音楽、写真、動画 ・Googleのアカウント情報 ・スマホやSIMカード内に保存済みの連絡先 ・テキスト メッセージ ・認証済みのWi-Fi情報 ・スマホ内の設定 ・壁紙情報 ・通話履歴 ・アラーム ・録音データ(Google Pixel 間のみ可能) ・Googleパスワードマネージャーのパスワード(同じ Google アカウントご利用の場合のみ可能) ・Spotify 、 Fitbit などの定期購入サービス ・Google PixelでGoogleアカウントにログインすると表示されるメール、連絡先、カレンダーの予定、Googleアカウントに関連付けられた情報 | ・PDF などのDLファイル ・非表示フォルダやロックされたフォルダ内の写真、動画、音楽 ・Google Play ストア以外からDLしたアプリ ・Androidバックアップを利用していないアプリのデータ ・Googleアカウント以外のアカウントデデータ ・Google以外のサービスに同期して保存した連絡先とカレンダー ・着信音 スマートフォン独自の設定(スマートフォンやAndroidのバージョンによって移行出来るか異なる) |
Google Pixelへのデータ移行は、メーカーにより方法が異なるので注意が必要です。
データ移行をする事で、多くのデータを移行する事ができますが、アプリによっては個別に引き継ぎの作業をしないと移行されないものもあります。
「Suica」をはじめとした電子マネーアプリなどは、セキュリティ上の観点から複数のスマホ上に同じアカウントを存在させる事ができません。
その為に、事前に旧スマホのデータを事業者のサーバに預け、新スマホに移行する作業が必要になります。
スマホやiPhone利用者のほとんどが使用しているアプリですが、LINEのトーク履歴や友達リストなども事前にバックアップ作業をする必要があります。
作業を怠ると、データ移行後に履歴を取り戻すことはできません。
ダウンロードしたゲームや、オンラインゲームなどのアプリのデータも独自のバックアップ方式を取っているケースが多いので、事前に引き継ぎ作業をしないと大切なデータを失うことになります。
Google Pixelでデータ移行ができない原因や対処方法、機種変更する際に知っておきたい3つのポイントなどを解説しました。
データ移行が失敗する原因としては、手順ミスやUSBなどのコードを使用する際の準備不足などが大きな原因でした。
基本的なデータは全て移行できますが、前述のように移行できないデータもあるので、SDカードなどに保存して移行すると良いでしょう。
データ移行自体は、基本的に難しいことではないのでお使いの機種情報での移行方法を調べて手順通りに行うとミスが少ないです。
データ移行に不安がある場合には、携帯電話の修理業者でもデータ移行できるので、自信がない場合などは相談してみると良いでしょう。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。