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スノボ・スキーでスマホを水没させない・壊さないために注意するべきことや壊した際の対処法について

スノボ・スキーでスマホを水没させない・壊さないために注意するべきことや壊した際の対処法について

冬になると、毎年のようにスノボやスキーを楽しまれる方も多いと思います。

非日常を体験できて楽しい思い出作りになりますが、「スノボやスキーでのスマホ故障に関する実態調査※」によると、毎年行く方の 3 人に 1 人が、スキーやスノボを楽しんでいる最中にスマホが故障したという経験があるという結果になっています。

ここでは、実際にゲレンデにいった際にスマホを故障させないために、スマホが壊れる原因や壊さないための注意点、そして壊した際の対処方法を解説します。

「スノボやスキーでのスマホ故障に関する実態調査」ワランティ少額短期保険株式会社参照

スノボやスキーでスマホが壊れる原因

スノボやスキーの最中に、スマホが壊れる原因は次のようなことがあります。

雨や雪の中に埋もれて水没する

ゲレンデでは、雪や雨が降っているので不用意にスマホを扱うと濡れる恐れがあります。

スノボやスキーの最中は防寒のウェアのポケットにスマホを入れておくことが多いと思いますが、転んだ際にチャックの締め忘れなどで雪の中に落としてしまうとスマホを濡らすことになります。

また、ウェアのポケットに雪が入った状態で溶けてしまうと、スマホを水没させることになるので定期的にポケットに雪が入っていないかなど注意が必要です。

結露が発生して水濡れする

ゲレンデは冷凍庫のように非常に寒いので、滑った後で急に暖かい休憩所などに入り寒暖差が激しい状態になるとスマホ内が結露を起こすことがあります。

スマホ内が結露になると、水滴が発生するので基盤が水分でショートしたり、充電ができなくなるような故障が発生することがあります。

画面が破損する

スキー場によっては、パウダースノーのようなふかふかな場所もあれば、アイスバーンのようにカチカチの状態の場所もあります。

アイスバーン状態の場所にスマホを落としてしまうと、アスファルトに落とした場合と同じ状態になるので、非常に強い衝撃を与えることになり画面や内部基盤が破損することがあります。

ゲレンデでスマホを壊さないために注意すること

ゲレンデでスマホを壊さないために注意すること

前述のように、スノボやスキーをする際にスマホを持って歩くと、水没や破損の危険性があります。

スマホは高価なので壊さないようにするために、次のようなことに気を付ける必要があります。

スマホの防水対策を徹底する

スマホをジッパーのないポケットに入れたり、防水機能がないウェアのポケットに入れて保管すると、雪が入ってきたり徐々に濡れてスマホが水没したのと同じような状態になることがあります。

そのために、防水対策としてジップロックなどの水気をシャットアウトする袋に入れたり、防水機能が優れたウェアのポケットに仕舞うと効果的です。

また、防水性がある袋に入れて保管する際には、できるだけ湿度の少ない場所で空気を入れないようにして入れる必要があります。

湿度が高い場所の空気は、結露の原因になるのでせっかく対策を行っているつもりでも逆効果になる場合があります。

スマホ本体や液晶画面の破損への対策

スノボやスキーは、非常に激しいスポーツなので単純にズボンやウェアのポケットに入れておくだけだと、転んだ際に壊してしまうことがあります。

その為に、本体や画面を保護する耐衝撃性のカバーや液晶保護シールを貼るのが効果的です。

現在では、各スマホにさまざまなデザインや形状のカバーがインターネット上で販売されています。

ご自身のスマホのタイプに適合したカバーを利用し、衝撃対策をすると安心です。

また、カバーと併用してハンドタオルで包んだり、キルティング加工が施されたウエストポーチなどに入れるとより効果が高くなるでしょう。

スマホと一緒に車や家の鍵などを保管するケースが多いようですが、金属と同じ場所で保管してしまうと、衝撃で画面割れなどの原因になるのでやめましょう。

できるだけ身体の高い部分で保管する

スノボやスキーは、非常に転びやすいスポーツのひとつです。

特に初心者などが緊急停止する際には、尻もちをついて転んで止まることがよくあります。

そのような場合に、ズボンなど低い位置にスマホを保管しておくと、転んだ際に衝撃で損傷する可能性が高くなります。

転ぶ際の傾向としてはお尻から転ぶことが多いので、身体の前方の胸ポケットにスマホを入れておくと損傷のリスクを軽減することができます。

スノボやスキーでスマホを壊した際の修理方法

スノボやスキーでスマホを壊した際の修理方法

スノボやスキーを行っている際に、運悪くスマホを壊してしまった場合の修理方法は以下の3種類です。

  • 正規メーカーに修理に出す
  • 修理専門の業者に依頼する
  • 新規携帯に買い替える

正規メーカーに修理に出す

スマホが壊れた際には、Android携帯であればそれぞれのメーカーに、iPhoneであればAppleに修理の依頼を行います。

また、携帯電話のキャリア経由で修理を依頼する方法もあります。

Android携帯の場合

Android携帯の修理の場合には、各メーカーやキャリア経由にて修理の申し込みを行います。

メーカーやキャリアによって月額制の修理補償プランなどもあるので、加入している際には比較的安価で修理を行うことができます。

特に補償サービスに加入していない状態で修理依頼を行うと、基本的に再度スマホを新規で購入したのと同じような料金での修理になるので、非常に高価な出費となる恐れがあるので注意が必要です。

iPhoneの場合

iPhoneの修理の場合には、正規店舗での修理依頼か「カメラのキタムラ」のようなApple正規サービスプロバイダ経由での修理依頼になります。

Appleでは、「AppleCare+」という保証サービスがあり、年払いの場合は機種により11,800円~31,800円の費用を払うことでサービスを利用することができます。

加入している場合には、3,700円~12,900円で修理が可能なので利用すると良いでしょう。

AppleCare+」未加入の場合には、新たに新規でiPhoneを購入した場合と同じ金額が発生するので注意しましょう。

修理専門の業者に依頼をする

修理専門の業者に依頼すると、正規メーカーよりも安価で修理することが可能であるとともに、出張サービスや当日に修理ができるケースなどもあります。

正規メーカーでの修理は、メーカーにスマホを送付しての修理が主になるので、一般的に早くても1週間程度の時間がかかります。

修理専門の業者に依頼した場合には、人気の機種などは修理用の部品を多数保有していることがあるので当日対応など早期対応をしてもらえます。

新規携帯に買い替える

メーカーやキャリアの故障修理補償サービスなどに加入していない場合などは、新規で携帯を購入するか中古販売店でスマホを購入する方が安価で対応できることがあります。

修理する際の金額をあらかじめ確認して、どちらの方が安価で対応できるか検討しても良いかもしれません。

まとめ

スノボやスキーでスマホを水没させない方法や、スマホを壊さないために注意するべきこと、そして万が一壊した際の修理方法について解説しました。

前述のように、毎年スキーやスノボに行く方の3分の1がスマホを水没させたり故障させたりするトラブルに見舞われています。

ゲレンデはスマホが濡れてしまうことが多い環境なので、事前の防水対策は欠かすことができません。

また、スマホを落下させた際には本体が破損する可能性や画面割れの危険もあります。

しっかりとした耐衝撃性のカバーでスマホの本体を保護する必要があります。

万が一スマホが破損した場合には、正規のメーカーや携帯キャリア経由での修理、またはスマホの修理専門業者に依頼することになります。

正規での補償が安価で受けることができるプランに加入している際には、有効利用するとよいでしょう。

すぐに修理対応してもらいたい場合や、安価で修理対応したい場合には、街の修理専門業者に持ち込んで相談してみると良いでしょう。

よくあるご質問

スノーボード中スマホはどこに入れますか?
大体はポケットになりますが、転んだ際に斜面によく当たる部分のポケットは避けたほうが良いでしょう。

この記事の監修者

出張スマホ修理会社の株式会社GOREPAIR代表「森井」

株式会社GO REPAIR 代表 森井優介

5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。