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Xperiaが充電できない原因とは?対処法や注意すべきポイントについて
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Xperiaは、スマホの中でも使い勝手が良いので人気が非常に高い機種になります。
そのため、一昔前の機種から最新機種まで幅広く愛用されています。
長期間利用していると、充電の速度が低下したり急に充電できなくなるような症状も発生するので、急に充電できなくなるなどの症状が発生すると困ってしまうでしょう。
ここでは、充電ができなくなるような事が発生した際に対処できるように、Xperiaが充電できない原因や対処法、注意すべきポイントについて解説します。
スマホが充電できない理由は、とても単純な場合があるので次のようなことを事前に確認してみましょう。
Xperiaのバッテリーが完全に放電している場合には、充電コードを差し込んでもすぐに電池アイコンが表示されません。
充電されていないわけではありませんが、数分間程度バッテリーに充電しないと表示されないシステムなので、充電を開始してからある程度待ってみましょう。
最近発売されたXperiaの多くは、ワイヤレスチャージャーでの充電が可能です。
しかし、昔のモデルなどは充電ケーブルを差し込まないと充電できません。
単純な間違いですが、本体に適した充電方法をおこなっているか確認してみましょう。
スマホを充電しながら長時間の通話をしたり、高負荷がかかるゲームなどをした場合などでは、充電が間に合わず充電しながらでも残量が減る事があります。
Xperiaを使用しながらの充電は、バッテリーに負荷がかかる行為なので充電しながらの利用には注意しましょう。
パソコンのUSBポートを利用して充電することも可能ですが、出力電源が乏しい場合には充電できないことや充電時間が非常に長時間になる事があります。
通常の充電器では充電できる場合でも、充電できなくなってしまったと勘違いする事があります。
Xperiaが急に充電できなくなる原因には、本体の故障や充電器の故障の他にも、ケーブルやバッテリーの劣化などさまざまな要因があります。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
Xperiaが充電できなくなる原因として、本体システムの不具合による要因も考えられます。
また、アプリの相性が悪くエラーを起こしている場合や、システム更新エラーなどでの故障も考えられます。
システムがエラーを起こすことで、アプリが複数過度に起動した状態などになり、本体が高温になり充電できなくなることもあります。
充電できなくなる原因としては、単純に充電器の故障の可能性もあります。
充電器も長期間使用することで破損することもあります。
特に純正品以外の製品を利用している場合には、純正と規格が異なる事があるので電圧不足などで充電できなくなることもあります。
また、ケーブルは経年劣化などで断線しやすく、見た目では故障しているのか分からない場合が多くあります。
ケーブルは百円ショップなどでも販売されていますが、強度面などは各メーカーによって相違があるので純正品の使用が安心です。
Xperiaの充電問題の原因で、最も多いのがバッテリーの劣化です。
スマホのバッテリーは、一般的にリチウムイオン電池を使用していますが、充電と放電を繰り返すことで経年劣化します。
寿命的には500回程度の充電利用で徐々に劣化が始まり、1年半から2年程度の利用で劣化が加速すると言われます。
バッテリーの減りが早い場合や充電できなくなったらバッテリーの劣化を疑いましょう。
Xperiaが充電できない際の対処方法には、次のような方法があります。
Xperiaが充電できない際の対処方法としては、まず本体を再起動させましょう。
スマホのトラブルの多くは、本体を再起動させてシステムをリフレッシュさせることで不具合が解消される事があるので、充電不良に対処できる事があります。
Xperiaを充電するコネクタ部分は、非常にゴミやホコリが溜まりやすいので、汚れたまま使用すると接触不良などを発生させて充電ができなくなります。
また、コネクタ部分は頻繁に抜き差しする場所なので、スマホの中も壊れやすい場所になります。
接触不良の疑いがある場合には、修理専門者に相談するとよいでしょう。
Xperiaの電源を一度落としてから、再度充電を試してみるのも対処方法のひとつです。
スマホは多くの常駐アプリが常時立ち上がっているので、電力消費が過多になっている場合に放電と充電のバランスが見合っていない事があります。
電源を切って充電できるようであれば、本体は壊れていないのでアプリを削除するなどシステムやアプリの整理をすると良いでしょう。
前述でも解説しましたが、Xperia本体が高熱を帯びている場合に安全機能が発動して充電ができなくなります。
充電することでも幾分か熱を帯びるので、高熱で充電をすると更に熱くなる恐れがあります。
熱くなりすぎたスマホは、システム内部を損傷させる可能性があるので無理に利用したり充電すると故障の原因になるのでやめましょう。
Xperiaには、バッテリーを外せるタイプと外せないタイプがあります。
外せるタイプであれば、数分外してから再度セットして充電してみましょう。
Xperia本体から、完全に電気を放電させた状態で放置すると、再び充電ができるようになる事があります。
また、バッテリーを確認した際に、バッテリー自体が劣化して膨張していないか確認するとよいでしょう。
Xperiaが充電できない際には、他のスマホを充電できている別の充電器を利用することや、新しいコードを使用してみるとよいでしょう。
本体の故障の可能性もありますが、単純に充電器の故障やコードの断線の可能性もあるので先に可能性を潰しておくと良いでしょう。
Xperia本体のUSB Type-C端子に、ゴミ、ホコリ、水などの液体が付着している場合や、水濡れなどによるサビや腐食がある場合など、端末を保護するためにUSBポートが無効になるメッセージが表示されて充電できない状態になります。
このような場合には、端子部を完全に乾かせるとともに、異物を確認してエアダスターなどで除去してから充電をしましょう。
前述のような方法を試した上で、何をしてもXperiaが充電できない場合は故障が有力なので修理をする必要があります。
SIMフリーのXperiaを購入した際には、製造メーカーのSONYで修理することになります。
メーカー直での修理は、ソニーストアに持ち込んでの修理になります。
月額550円〜最大1,100円の費用が発生する「ケータイ補償サービス」「smartあんしん補償」に加入すると上限4,400円〜5,500円で修理することができますが、未加入の場合の修理費用は本体購入時とあまり変わらない高額になる場合が多くなります。
修理期間は、一般的に依頼から7日〜10日程度で完了しますが、本体内部のデータなどはリセットされるので事前にバックアップしておく必要があります。
docomo、au、SoftBankなどのキャリアでXperiaを購入した場合には、メーカー直で依頼することができないのでキャリア経由で修理をおこないます。
例えばdocomoの場合は、月額363円の「ケータイ補償サービス」を利用していた場合に上限5,500円で修理ができます。
未加入の場合は、メーカー直と同様に高額な修理費用になります。
キャリアでの修理期間も、メーカー直と同様に依頼から7日〜10日程度で完了します。
こちらも基本的に本体内部データはリセットされるので、事前にバックアップしておく必要があります。
修理専門業者のスマホレスキュー ゴーリペアに依頼いただいた場合、メーカー直やキャリアの補償サービスほど安価に修理できませんが、未加入の場合の修理に比べると遥かに安価に修理をする事ができます。
また、24時間対応の出張サービスなので、トラブルが発生した際にすぐに対応する事ができます。
スマホ内のデータを消去せずに修理することも可能なので、煩わしいバックアップ作業などを行うことなく修理対応します。
Xperiaが充電できない原因や対処法、注意すべきポイントについて解説しました。
充電できない原因としては、充電器の故障やコードの断線などの外的要因や、システムのエラーやアプリの不具合など内部的な要因があります。
原因を確認することで、前述のような対処方法が分かります。
どのような方法を試しても充電できない場合は、故障しているケースが多いので修理に出しましょう。
時間がある際には、メーカー直やキャリア経由での修理が安価にできますが、修理依頼してから返送されるまでに多くの時間がかかります。
スマホはすぐに必要となる事が多いので、故障した際にすぐ修理対応をしたい場合には修理専門の業者に依頼すると良いでしょう。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。