コラム

Column

|

AQUOSスマホが水没した時の対処法とは?水抜きの方法や復旧について

AQUOSスマホが水没した時の対処法とは?水抜きの方法や復旧について

どれだけ大切に扱っていても、AQUOスマホを水没させてしまうことがありますよね。

そこで本記事では、AQUOSスマホが水没した時の対処法について解説します。

AQUOSスマホの耐水性能や水抜きの方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

AQUOSスマホの防水機能

AQUOSスマホは、「防水」ではありますが「完全防水」ではありません。

AQUOS R9 proの機能は以下の通りです。

本端末は、SIMカードトレイをしっかりと閉じた状態で、保護等級(JIS C 0920)IPX5相当、IPX8相当の防水性能およびIP6X相当の防塵性能を有しております(当社試験方法による)。

また、MIL規格に準拠する試験をクリアした耐衝撃構造を採用しています。

【引用】【AQUOS R9 pro】防水、防塵機能はありますか?(Sharp)

保護等級(JIS C 0920)「IPX5相当」、「IPX8相当」の説明は以下の通りです。

IPX5

定義あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
試験方法直径6.3mmのノズルを使用する
距離:3m以内 水量:12.5L/分
水圧:30kPa 試験時間:3分以上
特徴水道のシャワーや噴水などを浴びても問題なし 完全防水ではなく、水没には対応していない

IPX8

定義継続的に水中に沈めても影響がない
試験方法試験条件(深さ・時間)はメーカーごとに設定可能 (例:深さ1.5mで30分など) 水圧に対する耐久性が求められる
特徴水中での使用が可能(例:水泳、ダイビングなど)

AQUOSスマホは完全防水ではないため、水没する可能性があります。

AQUOSスマホが水没した時の対処法

AQUOSスマホが水没した時の対処法

AQUOSスマホが水没した時の対処法は、「水抜き」です。

以下の手順で、水抜きをしてください。

  1. 端末表面の水分を乾いた清潔な布などでよく拭き取る
  2. 端末をしっかりと持ち、20回程度水滴が飛ばなくなるまで振る
  3. 送話口(マイク)・受話口(レシーバー)・スピーカー・キー・USB Type-C接続端子・イヤホンマイク端子・空気抜きなどの隙間に溜まった水は、乾いた清潔な布などに端末を軽く押し当てて拭き取る
  4. 端末から出てきた水分を乾いた清潔な布などで十分に拭き取り、約3時間自然乾燥させる

水を拭き取ったあとに本体内部に水滴が残っている場合は、水抜きすると水が出てきます。

水が抜けない場合は音が聞こえづらくなるため、再度布などを当て、軽くスマホを叩いて水抜きしてください。

AQUOSスマホの防水対策

続いて、AQUOSスマホの防水対策について解説します。

  • イヤホンジャックを付ける
  • 撥水加工のフィルムを貼る
  • スマホの充電口にライトニングキャップ・USBキャップを付ける
  • 定期的にデータのバックアップを取る

日頃から上記の防水対策を行いましょう。

イヤホンジャックを付ける

イヤホンジャックは、水の侵入を防ぐ重要な役割を果たします。

未使用時にジャックを差し込んでおくことで、雨や水しぶきからスマートフォンを保護できるのです。

特に防水仕様のキャップを使用することで、より確実な防水効果が期待できます。

ただし、純正品や信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要で、安価な製品は逆に隙間から水が入るかもしれません。

定期的にキャップの劣化や損傷をチェックし、必要に応じて交換しましょう。

撥水加工のフィルムを貼る

撥水加工された保護フィルムは、画面上の水滴を効果的に弾き、水によるダメージを防ぎます。

高品質な撥水フィルムは、指紋や汚れも付きにくく、画面の視認性を保ちながら防水効果を発揮するのが特徴です。

貼り付け時には埃を完全に除去し、気泡が入らないよう慎重に作業しましょう。

また、撥水効果は徐々に低下するため、定期的な交換が必要です。

使用環境に応じて3ヶ月〜6ヶ月ごとの交換をおすすめします。

スマホの充電口にライトニングキャップ・USBキャップを付ける

スマホの充電口にライトニングキャップ・USBキャップを付けることで、防水効果を高められます。

ただし、キャップの装着と取り外しを頻繁に行うため、キャップ自体の劣化や紛失には注意が必要です。

また、充電時には必ずキャップを外す必要があるため、充電中は特に水回りでの使用を避けましょう。

防塵効果もあるため、日常的な端末保護にも有効です。

定期的にデータのバックアップを取る

水濡れによる故障に備え、定期的なバックアップは必須です。

クラウドストレージやパソコンへのバックアップを週1回程度行うことで、万が一の際もデータを失うリスクを最小限に抑えられます。

特に写真や連絡先などの重要なデータは、確実に復旧できるよう複数の場所にバックアップを取ることをおすすめします。

自動バックアップ機能を活用すれば、手間をかけずに定期的なバックアップが可能です。

AQUOSスマホの修理実績

AQUOSスマホの修理実績

最後に、スマホレスキューゴーリペアの修理実績を紹介します。

大阪府岸和田市 A様

修理機種・端末AQUOS R6
症状・状態水没により液晶が映らない
修理時間2時間30分
修理後新しい画面に交換することで無事に復旧

大阪市城東区Y様

修理機種・端末AQUOS sense2
症状・状態水没して液晶が真っ白になり操作できない
修理時間1時間30分
修理後新しい画面に交換することで無事に復旧

埼玉県八潮市H様

修理機種・端末AQUOS sense6S
症状・状態携帯を水没させてしまい、充電ができなくなり電源が落ちる
修理時間1時間30分
修理後水除去作業と充電差し口の清掃をすることで無事に復旧

まとめ

AQUOSスマホが水没した時の対処法について解説しました。

スマホを水抜きしても復旧しない場合は、24時間出張修理している「スマホレスキューゴーリペア」までお気軽にご連絡ください。

よくあるご質問

お風呂にAQUOSを落としたときの対処方法は?
水抜きおよび自然乾燥を行ってください。

この記事の監修者

出張スマホ修理会社の株式会社GOREPAIR代表「森井」

株式会社GO REPAIR 代表 森井優介

5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。