スマホのバッテリー交換のタイミングって？手順や費用相場について

スマホを長年使っていると、バッテリーの減りが早くなり、使用できる時間が短くなります。

スマホのバッテリーは劣化するため、異変を感じたらバッテリーの交換を検討しましょう。

そこでここでは、スマホのバッテリー交換のタイミングや交換手順、費用相場について解説します。

スマホのバッテリー交換のタイミングは？

スマホを2〜3年ほど使用していると、バッテリーが劣化してきます。

以下のような異変を感じたら、バッテリー交換を検討してください。

• フル充電からの持ちが悪くなった
• スマホが熱くなる
• 突然シャットダウンや再起動する

これらの異変を放置していると、発火の原因となったり、スマホを復旧できなくなったりするため注意しましょう。

フル充電からの持ちが悪くなった

フル充電からの持ちが悪くなったら、バッテリー交換の目安です。

スマホには、リチウムイオン電池が内蔵されています。

リチウムイオン電池には、「充放電サイクル」というものがあり「バッテリー容量をフル充電し、それを使い切ると1サイクル進む」仕組みです。

この充放電サイクルが、500回を過ぎるとバッテリーの劣化が進み、フル充電していてもすぐに充電が切れてしまいます。

もし、充電の持ちが急激に悪くなったら、できるだけ早めにバッテリーを交換しましょう。

スマホが熱くなる

バッテリーが劣化すると、スマホが熱くなりやすいです。

発熱している状態でスマホを放置していると、バッテリー内部でガスが発生し、バッテリーが膨張したり発火したりする危険性があります。

スマホの発熱は、充電し始めた時や負荷が大きいアプリを起動した時など、何かしらの操作をきっかけに起こりやすいです。

スマホが不自然に発熱している場合は、バッテリー交換する目安となります。

突然シャットダウンや再起動する

普段通りに操作しているにもかかわらず、アプリがシャットダウンしたり、スマホが再起動を繰り返す場合も、バッテリー交換のタイミングです。

なぜ、このような現象が起こるかというと、「電圧の低下」が関係しています。

バッテリーが劣化すると電圧が低下し、スマホに必要な電流が供給されません。

そのため、スマホがシャットダウンや再起動を繰り返す場合は、バッテリーを交換するようにしましょう。

スマホのバッテリー劣化状況の確認方法

続いて、スマホのバッテリー劣化状況の確認方法を紹介します。

iPhoneとAndroidの場合で、確認方法が異なるため1つずつ見ていきましょう。

iPhoneの場合

まずは、iPhoneのバッテリー劣化状況の確認方法です。

1. 「設定」をタップする
2. 「バッテリー」をタップする
3. 「バッテリーの状態と充電」をタップする
4. バッテリーの容量を確認する

iPhoneは500回の充放電サイクルを繰り返した後も、本来のバッテリー容量の最大80％を維持できるように作られています。

しかし、そのまま使用し続けていると、スマホの不具合が生じる原因となるため注意しましょう。

Androidの場合

次に、Android（Google Pixel）のバッテリー劣化状況の確認方法です。

1. 「設定」をタップする
2. 「バッテリー」をタップする
3. 「バッテリー使用量」をタップする
4. バッテリーの容量を確認する

Androidは、メーカーにより確認方法が異なります。

そのため、Google Pixel以外のAndroidを使用している場合は、そのスマホメーカーの取り扱い説明書を確認しましょう。

スマホのバッテリー交換にかかる費用

ここからは、スマホのバッテリー交換にかかる費用を解説します。

iPhoneの場合

iPhoneのバッテリー交換にかかる費用目安は、以下の通りです。

iPhoneシリーズ	費用
iPhone 14シリーズ	15,800円
iPhone 13シリーズ	14,500円
iPhone 12シリーズ	14,500円
iPhone 11シリーズ	14,500円
iPhone Xシリーズ	14,500円
iPhone 8シリーズ	11,200円
iPhone 7シリーズ	11,200円
iPhone SEシリーズ	11,200円

AppleCare+に加入しており補償期間内であれば、無料でバッテリー交換が可能です。

Androidの場合

Androidのバッテリー交換にかかる費用は、メーカーや補償の有無によって異なります。

スマホレスキューゴーリペアでの交換費用は、以下の通りです。

Androidシリーズ	費用
Galaxy シリーズ	14,200円〜14,800円
AQUOSシリーズ	15,800円
Xperia  シリーズ	14,000円〜14,700円

上記の端末以外でも、修理を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

スマホのバッテリー交換の手順

ここからは、メーカー・キャリアとスマホレスキューゴーリペアそれぞれのスマホのバッテリー交換の手順を解説します。

メーカー・キャリアの場合

メーカー・キャリアの場合の、バッテリー交換の手順は以下の通りです。

1. スマホのバックアップを取る
2. Androidはメーカーまたは携帯電話会社の店舗、iPhoneはApple Storeに問い合わせる
3. 店舗持ち込みか、指定住所へスマホを送付する
4. 修理期間中に貸し出しできる代替機があるかを確認する

メーカー・キャリアのバッテリー交換窓口や修理期間は、以下の通りです。

メーカー	シリーズ	窓口	修理期間
Google	Google Pixel	・オンライン ・持ち込み	即日〜10営業日
SONY	Xperia	・LINE 受付時間：24時間 ・チャット 回答時間：10:00〜17:00 ・電話：050-3754-9013 ＜受付時間＞ 平日10：00～18：00 土日祝日10：00～17：00	2週間程度
SHARP	AQUOS	・オンライン ・電話：050-5846-5418 ＜受付時間＞ 10:00～17:00 ※12/31、1/1を除く毎日	要確認
ASUS	ZenFone ROG Phone	・オンライン ・メール ・チャット ・電話 固定電話：0800-123-2787 携帯電話：0570-783-886 ＜受付時間＞ 9:00～19:00 ※年中無休	要確認
OPPO	Find X Reno A	・オンライン	端末到着から 5営業日程度
Xiaomi	Redmi Xiaomi	・チャット ・メール ・電話：0120-300-521 ＜受付時間＞ 9:00〜18:00 ※規定休業日除く	要確認
FCNT	arrows	・電話：050-3152-2799 ＜受付時間＞ 9:00〜18:00	要確認

キャリア	代替機	窓口	修理期間
docomo ahamo	あり	・オンライン（配送修理） ・ドコモショップ	1〜2週間
au	あり	・電話（配送修理） 故障紛失サポートセンター：0120-925-919 ＜受付時間＞ 9:00〜20:00 ※年中無休 ・au Style/auショップ	10日前後
SoftBank	あり	・オンライン（配送修理） ・電話（配送修理） ソフトバンクの携帯：113 一般電話：0800-919-0113 ＜受付時間＞ 9:00〜20:00 ・ソフトバンクショップ	2週間以内
ワイモバイル	あり ※持ち込みのみ	・電話 ワイモバイルの電話：151 その他：0570-039-151 ・ワイモバイルショップ	要確認
UQ mobile	あり ※補償加入のみ	・電話 「故障紛失サポート」加入中：0120-925-919 「UQ mobile端末補償サービス」加入中、 またはオプションサービス未加入：0120-466ｰ446 ＜受付時間＞ 9:00～20:00	要確認
楽天モバイル	ー	・電話（配送修理）：050-5444-4010 ＜受付時間＞ 9:00〜20:00 ※年中無休	要確認

スマホレスキューゴーリペアの場合

スマホレスキューゴーリペアの、バッテリー交換の手順は以下の通りです。

1. スマホのバックアップを取る
2. 症状やお困りごとをヒアリングした上で、修理費用の見積もりをする
3. ご指定の場所・時間でお伺いし、ゴーリペアの車内にて修理を実施する
   • （郵送の場合は、当社にて修理を実施）
4. 修理完了後、端末をご返却する

スマホレスキューゴーリペアでは、24時間出張修理をしています。

夜間や早朝など、急なスマホのトラブルにも迅速対応できますので、お気軽にお問い合わせください。

スマホのバッテリーが劣化する原因と対処法

最後に、スマホのバッテリーが劣化する原因と対処法を解説します。

• フル充電のまま充電している
• 充電したままスマホを使用している
• スマホが水没・破損している

1つずつ見ていきましょう。

フル充電のまま充電している

フル充電のまま充電している状態を「過充電」と言います。

過充電を繰り返すと、バッテリー内部の状態を悪化させ、寿命を早めてしまうのです。

そのため、充電は80%程度に留めておき、バッテリーに負担をかけないようにしましょう。

充電したままスマホを使用している

スマホのバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、高温状態が続くと劣化しやすくなります。

充電したままスマホを使用すると、スマホが発熱してしまうため、充電しながらの使用は控えましょう。

また、35℃以上での高温な環境でスマホを放置していると、バッテリーが劣化するため周辺温度にも注意してください。

スマホが水没・破損している

スマホが水没や破損していると、バッテリー劣化の原因となります。

このような物理的な問題が発生していると、スマホが発熱したり発火したりするかもしれません。

最悪の場合、火事になることもあるため、スマホが水没や破損をしたら早めにバッテリー交換をしましょう。

まとめ

今回は、スマホのバッテリー交換のタイミングや手順・費用相場について解説しました。

「フル充電からの持ちが悪くなった」「スマホが熱くなる」「突然シャットダウンや再起動する」という不具合があれば、バッテリー交換の目安となります。

フル充電のまま充電をし続ける「過充電」や充電したままのスマホ使用は、スマホのバッテリー寿命を縮めてしまうため注意してください。

また、水没や破損などスマホに物理的な問題が生じた場合は、最悪の場合、火事の原因にもなるため、不調を感じたらすぐにバッテリー交換をするようにしましょう。

スマホのバッテリーに不具合が生じた際は、24時間出張修理しているスマホレスキューゴーリペアまで、お気軽にお問い合わせください。