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iPhoneが水没して画面がつかない!直ぐにするべきことや対処法とは
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iPhoneをうっかり水没させてしまい、画面がつかなくなった経験はありませんか?
画面が真っ暗になると「もう使えなくなるのではないか?」と不安になる方もいるでしょう。
そこでここでは、iPhoneが水没して画面がつかなくなった際の対処法について解説します。
Contents
みなさんは、iPhoneが水没したかどうかの確認方法をご存知でしょうか。
誰でもできる確認方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、カメラレンズに付着している水滴を確認しましょう。
カメラレンズの外側に水滴が付いている程度なら、それほど心配する必要はありません。
しかし、レンズの内側に水滴のようなものが確認できる場合は、水没している可能性が高いです。
iPhoneには、液体侵入インジケータ(LCI)というものが内蔵されています。
これは、iPhoneに液体が侵入したかどうかを示す指標となります。
液体侵入インジケータは、iPhone6以降のモデルだとSIMカードを挿入するスロットの内側にあります。
もし、液体侵入インジケータが赤くなっている場合は、水没している証拠です。
水没した可能性のあるiPhoneのLCIを確認する際は、デバイスを自然乾燥してから確認するようにしましょう。
濡れている状態で確認すると、スロットを引き出す際に内部に水分が流入する危険があります。
ここからは、iPhoneが水没すると起こる症状について紹介いたします。
水没したiPhoneは、リンゴループに陥る可能性があります。
リンゴループとは、iPhoneを起動してもリンゴマークが表示されるだけで、急に電源が切れたり再起動したりを繰り返す現象を指します。
しかし「リンゴループに陥ったから水没だ!」と断言することはできません。
iOSアップデートの失敗やソフトウェアの不具合が原因で、リンゴループが発生することもあるため、あくまでも一つの目安として覚えておきましょう。
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iPhoneを水没させると、多くの場合白いモヤや線が入ります。
液晶画面の内部に水分が流入すると、画面が白く変色します。
白く変色している程度であれば、内部の水分を除去すれば復活する可能性があります。
また、水没してから数日間使用していると、画面上に線が入ることがあります。
これは、iPhoneのコネクタが水に濡れ、腐食していることが原因です。
iPhone修理店でコネクタをクリーニングすることで、元に戻るかもしれません。
内部パーツの間に水分が流入すると、画面の明るさが調整できなくなります。
この状態を放置していると、基盤の故障に繋がることもあるため、できるだけ早く修理に出しましょう。
iPhoneが水没すると、画面が真っ暗になり操作ができなくなる可能性があります。
また、電源は入りますが、何も画面に表示されなくなる症状も報告されています。
この状態になると、多くの場合、画面交換をしなければ直りません。
画面が真っ暗になると、データのバックアップが取れなくなるため注意しましょう。
ここからは、iPhoneが水没して画面がつかない場合の対処法を5つご紹介します。
iPhoneが水没した場合は、すぐに電源を切ってください。
通電したまま放置していると、iPhone内部の電子回路がショートする恐れがあります。
電子回路がショートすると、画面が真っ暗のまま起動しなくなるため、とにかく電源を切ることを徹底しましょう。
また、Appleは、水以外の液体がiPhoneに付着した際は水道水で濯ぐことを推奨しています。
洗剤などが付着した場合は、電源を切ってから濯ぐようにしてください。
水没させてしまったら、デバイスに付着した水分をしっかりと拭き取りましょう。
柔らかめのタオルを使用すると、綺麗に拭き取れるためおすすめです。
もし、iPhoneカバーやアクセサリーを装着している場合は、全て外してから拭き取ってください。
万が一、隙間に水分が残っていると、サビや故障の原因になるため注意が必要です。
水没させたiPhoneは、自然乾燥させることが大切です。
完全に乾燥するまで、風通しの良い場所に置いておきましょう。
Appleによると、充電する前には、最低5時間は自然乾燥することを推奨しています。
本体をしっかりと自然乾燥させた後は、SIMを取り出します。
水没した直後に慌ててSIMを取り出すと、そこから内部に水分が流入する危険があります。
SIMは、水没によって故障する可能性は低いため、落ち着いて対処するようにしましょう。
ご自身でできる対処法を試しても、改善しない場合は修理店に依頼しましょう。
スマホレスキューゴーリペアでは、24時間対応のスマホの出張修理を行っています。
10,000台以上の修理実績と高い技術力があり、深夜帯の修理にも対応可能です。
出張修理の流れは以下の通りです。
※現金・クレジットカード・PayPayが使用できます。
「お風呂で使用中に、うっかり湯船に落としてしまった」「間違えて洗濯機で一緒に洗ってしまった」「スマホをトイレに落として水没させてしまった」という方は、お気軽にお問い合わせください。
最後に、iPhoneが水没した時にやってはいけない行動をご紹介します。
間違った対処法をしないよう、ぜひ参考にしてみてください。
水没したiPhoneをすぐに充電すると、感電する可能性があり非常に危険です。
Appleでは、最低5時間は自然乾燥することを推奨していますが、場合によっては、5時間経過したあとも「液体検出の警告」が表示されることもあります。
この警告が表示されるということは、内部に水分が残っている可能性が高いです。
そのため、無理に充電せずしっかりと乾燥するまで、再び放置しておきましょう。
ドライヤーで乾かすと早く乾くような気がしますが、高温の熱源を使用するとiPhoneが故障する原因となります。
どうしても早く乾かしたい場合は、サーキュレーターなどで遠くから風を当てるようにしましょう。
水没させると、焦ってiPhone本体を振ってしまう方がいます。
しかし、iPhoneを振ると、内部の水滴が動いて水没する範囲が広がってしまうかもしれません。
そのため、iPhoneは振らずに、風通しの良い場所で放置して自然乾燥させましょう。
綿棒やティッシュでコネクタの水分を拭き取ると、故障の原因になります。
Lightningコネクタに水分が付着している場合は、コネクタを下に向けてトントンと軽くたたく程度に留めておきましょう。
また、サーキュレーターで風を送り、自然乾燥させることも効果的です。
iPhoneが水没し、画面がつかなくなった際の対処法について解説しました。
iPhoneが水没した場合は、すぐに電源を切り、付着した水分を拭き取ってください。
その後、5時間以上自然乾燥させることで、iPhoneが復活する可能性が高まります。
対処方法を試しても、iPhoneが直らない場合は、ぜひお気軽にスマホレスキューゴーリペアにご相談ください。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。