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Google Pixelの画面が割れた!修理方法や費用相場について
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最近芸能人を起用したTVCMで、Google Pixelの紹介などを目にする事が多くなりました。
高機能で人気を集める機種なので、新たにスマホを購入する際に検討して利用している方も多いはずです。
本記事では、Google Pixelを購入した方が修理する箇所で特に多い、画面割れに関して解説します。
Contents
Google Pixelなどのスマホを新規で購入した際には、ほとんどの場合にメーカーの保証が1年間付与されています。
保証期間内に故障した際に無償で修理対応してもらえるのでありがたいサービスですが、画面割れに関してはスマホの利用者の過失によるトラブルがほとんどなので、無償で修理してもらえません。
Google Pixelは、出荷前にGoogleの厳しいチェックをクリアした機種のみ販売されるため、メーカー都合で画面が割れるケースは少なく、メーカーの保証対象外になる事がほとんどです。
Google Pixelの画面が割れた場合の修理方法としては、以下の4つの方法が検討されます。
それぞれについて詳しく見ていきます。
Google Pixelを利用している中で保証対象内の修理が必要になった場合は、Googleの公式修理サービスを利用しましょう。
当然の事ながら無償で修理してもらえる安心感があります。
修理の種類としては、保証対象内と対象外のどちらの修理にも対応しています。
サービスの種類としては郵送のみの対応になり、送付前に「スマートフォンの IMEI 番号」の確認と保証のステータス確認が必要です。
修理サービス保証対象のデバイスは、Google Pixel 4a 以降となります。
Googleが認定した正規サービスプロバイダーでも修理する事ができます。
正規サービスプロバイダーは、「iCracked」と「KDDI」が認定されており、それぞれが修理代行をおこないます。
「iCracked」では主に保証対象外の修理を行うのに対して、「KDDI」は保証対象外のディスプレイ破損のみ修理を受け付けています。
「iCracked」は持ち込みと郵送のどちらでも修理対応しており、Google Pixel 3 以降のデバイスが修理の対象になります。
「KDDI」は持ち込みのみの受付に対応しており、Google Pixel 5 以降のデバイスが修理の対象となります。
どちらもスマホを持ち込むと、当日交換に対応しています。
スマホ専門の修理業者も、Google Pixelの修理に対応しています。
修理業者での対応は、保証対象外の修理を行います。
持ち込みでの対応も可能ですが、夜に急な修理が必要になった場合や、店舗まで足を運べない場合などでは出張修理などもあるので、困った際にすぐに相談してみると良いでしょう。
一般的にGoogle Pixel 3 以降のデバイスが修理の対象となりますが、古いデバイスをお持ちの際は一度相談してみるのも良いかもしれません。
Google Pixelでは、公式の修理キットが用意されています。
海外の「iFixit」というGoogle Pixelを中心とした純正パーツ販売サイトで、ご自身が所有するモデルのパーツを購入して取り付けます。
専用の修理マニュアルを見ながら、修理が必要な純正パーツを専用の道具を使用して取り外し交換します。
修理マニュアルがあるとはいえ、修理にはある程度の専門知識が必要なのであまりおすすめできる方法ではありません。
修理手順を間違うと、症状が悪化する恐れなどもあります。
純正のスペアパーツは、Google Pixel 2 以降の製品から入手可能なので、ご自身の規格を確認して取り寄せましょう。
Google Pixelの画面割れ修理の費用相場は、以下のような金額になります。
機種 | iCracked | スマホ専門修理業者 |
---|---|---|
Google Pixel 8a | 23,980円 | 34,800円〜45,000円 |
Google Pixel 8 Pro | 40,480円 | 45,800円〜50,000円 |
Google Pixel 8 | 28,380円 | 35,800円〜40,000円 |
Google Pixel 7a | 22,880円 | 27,000円〜35,000円 |
Google Pixel 7 Pro | 41,580円 | 48,500円〜53,000円 |
Google Pixel 7 | 26,180円 | 12,800円〜20,000円 |
Google Pixel 6a | 22,880円 | 39,700円〜43,000円 |
Google Pixel 6 Pro | 44,880円 | 63,600円〜68,000円 |
Google Pixel 6 | 27,280円 | 41,600円〜45,000円 |
Google Pixel 5a (5G) | 22,880円 | 39,700円〜43,000円 |
Google Pixel 5 | 33,880円 | 43,300円〜46,000円 |
Google Pixel 4a (5G) | 22,880円 | 32,000円〜35,000円 |
Google Pixel 4a | 22,880円 | 31,300円〜34,000円 |
Google Pixel 4 XL | 45,980円 | 30,700円〜33,000円 |
Google Pixel 4 | 43,780円 | 23,000円〜28,000円 |
Google Pixel 3a XL | 19,580円 | 24,900円〜30,000円 |
Google Pixel 3a | 18,480円 | 24,900円〜30,000円 |
Google Pixel 3 XL | 47,080円 | 24,900円〜28,000円 |
Google Pixel 3 | 44,880円 | 24,900円〜30,000円 |
iCrackedとスマホ専門修理業者とでは、機種により対応できる金額が異なる事があるので事前に確認して利用すると良いでしょう。
前述でもご紹介しましたがご自身で修理する場合には、iFixit経由にて部品の調達が必要です。
海外サイトなので為替により費用に変動がありますが、$100~$200程度で部品を調達できるケースが多いようです。
また、修理には専用の工具もあるので事前に確認して購入する必要があります。
Google Pixelの修理に掛かる日数は、郵送で修理をお願いすると発送してから7日〜10日営業日程度を要します。
店舗に持ち込みを行い修理対応した場合には、ほとんどの店舗で60分〜120分程度で修理してもらえます。
スマホのトラブルは、時間帯など関係なく突然発生します。
そのような際にも、24時間対応の修理専門業者ではいつでも対応できます。
また、出張サービスがある業者などでは困ったタイミングで修理できるので便利です。
Google Pixelの画面が割れてしまったら、少なくても2万円程度の費用が発生してしまいます。
大きな痛手なので、画面が割れないように事前に対策をする必要があります。
一般的な対策としては次のようなものがあります。
事前に対応できる対策をすることで、画面割れのリスクを大幅に軽減する事ができます。
上記の対策がまだの場合は、一度見直して見てください。
Google Pixelの画面が割れた場合の修理方法や、画面割れに掛かる費用相場について解説しました。
画面が割れる要因のほとんどが、ご自身の不注意による取り扱いミスです。
無償で修理できるケースは稀で、iCrackedやスマホ専門修理業者に依頼して修理することになります。
近くに正規サービスプロバイダーのiCrackedの店舗があると良いですが、夜中に急に壊れた場合や営業時間外にトラブルに見舞われた際には対応できません。
そのような場合には、24時間対応しているスマホ専門修理業者を利用すると直ぐに対応できるので利用してみてはいかがでしょうか。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。