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スマホ修理は何日かかる?即日修理はできるのか?正規メーカーと修理屋さんを徹底比較!
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故障したスマホを修理に出す際に気になるのが「修理って何日ぐらいかかるの?」ですよね。
修理をしている間は自分のスマホが使えなくなって不便なので、できるだけ早く修理をしてほしいと思うはずです。
今回の記事では、スマホ修理にかかる期間を解説します。
正規メーカーと修理業者で修理期間に差があるのか、故障の内容によって修理期間は異なるのかなど、気になるポイントを理解していきましょう。
Contents
まずはスマホ修理にかかる期間を「正規メーカーに依頼したパターン」と「修理業者に依頼したパターン」で比較していきます。
スマホが故障した際に修理依頼をする主な選択肢が「正規メーカー」と「修理業者」ですが、それぞれ修理が完了するまでのスピードにどれぐらいの差があるのか見ていきましょう。
スマホメーカーやキャリアショップに修理の依頼をした場合、故障内容にもよりますが、1〜2週間程度と比較的時間がかかる傾向にあります。
正規メーカーに依頼をすると、修理のための品質が高く、検査をしっかりと行ったり、手続き周りもきちんと行ったりするため、どうしても時間がかかってしまいます。
ただし、修理に部品の取り寄せが必要な場合、正規メーカーだと取り寄せがしやすいというメリットもあるため、時間はかかる一方で修理の品質が高く、長期保証が受けられるなどのメリットはあります。
修理業者は修理スピードの早さを売りにしていることが多く、故障内容にもよりますが依頼をした即日で作業が完了するケースもあります。
バッテリー交換や画面の修理などの比較的軽い故障であれば、迅速に対応してくれるため、依頼をしたその日のうちに修理が完了したスマホが受け取れる可能性もあるでしょう。
もちろん正規メーカーではないため、保証の対象外になりますし、修理業者によって技術力にバラつきがあるデメリットはありますが、修理スピードの早さでは正規メーカーを上回っています。
当然ながらスマホ修理にかかる期間は故障の度合いによって大きく異なります。
軽微な故障であれば短時間の作業で修理が完了しますが、故障の度合いが激しく複雑な作業が伴う場合は修理期間がかかります。
では、どのような要因によって修理期間が変わってくるのでしょうか。
画面割れやバッテリーの劣化、水没など、故障の原因によって修理にかかる期間が異なります。
故障内容によって行う修理作業が変わってくるため、パーツを交換するだけで済む作業から、複雑な作業が伴うものまで幅広くあります。
そのため、故障の度合いが激しいスマホほど、修理にかかる期間は長くなると考えてください。
修理の依頼が殺到している時期や、特定の故障が頻繁に起きている時期などは、依頼が立て込んでいるため修理に時間がかかる可能性があります。
スマホの修理が増える時期としては、12月〜1月の冬に多くなると言われており、冬の時期は気温が急激に下がるため、化学変化によってバッテリーの性能が落ちるため、不具合が増えるようです。
そのため、冬場はバッテリー交換の依頼が急増する傾向にあり、依頼が混雑するため修理に時間がかかると考えられます。
【参考】PRTIMES:暑かった夏も過ぎ、寒くなってきたこの頃・・・バッテリー修理が急増!スマホの「寒さ対策」お早めに
修理に特定の部品が必要になるケースも多いですが、部品の在庫がなければ取り寄せをしなければなりません。
手元に部品の在庫があれば作業はスムーズに進められるのですが、在庫がなければ取り寄せが必要で、その分だけ修理に時間がかかります。
また、部品については正規の部品かどうかも重要となるでしょう。
正規メーカーに修理を依頼すれば正規の部品を使って作業を行ってくれますが、修理業者の場合だと部品の品質にバラつきがあるため注意しなければなりません。
ここではスマホ修理にかかる期間を故障内容別に解説します。
よくある修理作業で一般的にかかる期間から目安を理解していきましょう。
バッテリー交換は作業自体がシンプルなので、依頼してから1時間程度での対応も可能です。
作業自体はバッテリーの消耗具合を点検して、互換品のチェックと交換作業を行った上で、動作チェックをするだけなので、依頼が混雑していなければすぐに終わります。
「充電がすぐになくなる」や「急に電源が落ちる」などの症状がある場合は、バッテリーの劣化が原因の可能性があるので、バッテリーの交換を検討してみてください。
画面が割れたスマホの修理は、度合いによって3日〜7日程度かかります。
画面割れの度合いについては、表面のガラス部分のみが割れるパターンと、ガラス部分より内側の液晶が割れる/故障するパターンの主に2つがあります。
ガラス部分のみが割れるパターンであれば、画面の交換だけで済むため、依頼してから3日程度で修理が完了するでしょう。
しかし、液晶部分のダメージがある場合、内部部品の交換や基盤の点検が必要になるため、1週間程度の期間がかかることもあります。
水没したスマホの修理期間は、水没の度合いによって1日〜7日程度が目安となります。
「スマホが水たまりに短時間浸かった」などのように軽い水没であれば、スマホの内部にそれほど水が侵入していないため、乾燥させるだけで修理が終了するケースがあります。
この場合、修理の依頼をしてから1〜2日程度でスマホが戻ってくるでしょう。
一方で、長時間水没したケースだと、内部にかなりの水が侵入しており、部品へのダメージも大きいと考えられるため、乾燥だけでなく部品の交換も必要になります。
部品の取り寄せや交換作業などを含めると、依頼してから修理完了まで1週間程度かかることもあるでしょう。
故障内容にもよりますが、スマホの即日修理は可能です。
バッテリー交換や画面割れなど、複雑な作業を伴わない修理や取り寄せの部品が不要なケースであれば、依頼してから2〜3時間程度で修理が完了できます。
キャリアショップへの持ち込みでも本体交換なら即日で対応してもらえますが、より確実に即日修理をしてもらいたい場合は、修理業者に依頼するのがおすすめです。
やはり修理スピードの早さに関しては、正規メーカーよりも修理業者の方が上なので、スマホが触れない時間をできるだけ短くしたい方は修理業者を利用しましょう。
スマホ修理の基本的な手順としては以下の通りです。
まずはスマホの状態をチェックして故障の原因を特定し、修理が必要な箇所を特定していきます。
次に交換などが必要な部品を特定するのですが、在庫がない場合には取り寄せが必要になるため、ここで時間がかかる可能性があります。
修理を行う作業時間自体は内容によっても異なりますが、数時間程度で済むケースがほとんどです。
最後に、動作確認を行って正常に動けば修理完了となります。
このような流れになっているため、故障の程度や部品の在庫状況によって所要時間は変わってきます。
修理内容がシンプルで部品の在庫もある場合であれば、依頼してから数時間程度で修理が完了するでしょう。
総合的にスマホ修理の依頼は「正規メーカー」と「修理業者」のどちらが良いのか気になりますよね。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身が重視するポイントから選ぶと良いです。
では、「正規メーカー」と「修理業者」それぞれの違いを詳しくみていきましょう。
正規メーカーに依頼をする強みは、修理技術の高さや交換部品の品質の高さにあります。
部品を交換する場合でも正規の純正部品を使うため安心ですし、点検や整備を含めて1つ1つを丁寧に行ってくれるでしょう。
ただし、修理に時間がかかるケースが多く、個人情報保護の観点からデータを初期化することが多いため注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
・保証によって修理費用が安く済む ・修理技術や部品の品質が高い | ・時間がかかる ・データが初期化される |
修理業者に依頼をする強みは、修理スピードと価格の安さにあります。
即日対応で修理を行ってくれる業者も多いですし、修理費用も安く抑えられるため、メーカーの保証が受けられない場合でも安心です。
ただし、業者によって技術力やサービスの質にバラつきがあるため、口コミなどをよく調べて信頼できる業者に依頼するのが重要です。
また、非正規の修理業者に依頼すると、メーカーの保証が受けられなくなる可能性があるので注意してください。
メリット | デメリット |
---|---|
・修理スピードが早い ・修理費用が安い ・データを初期化せずに済む | ・業者によって技術や品質にバラつきがある ・メーカーの保証対象外になる |
スマホ修理に関するよくある質問をまとめました。
ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。
即日修理が可能な故障内容としては以下が挙げられます。
上記のように簡易的な部品交換で済ませられる場合は、即日での修理が可能です。
ただし、同じ画面割れでも表面のガラス部分だけでなく、内部の液晶部分が故障していた場合、より複雑な作業が必要になるため、即日での修理に対応できないでしょう。
水没についても乾燥させるだけで復旧できる程度であれば、即日で修理が完了します。
キャリアショップや修理業者では、修理に時間がかかる場合に代替機のレンタルが利用できます。
特に、キャリアショップへの修理依頼をした場合、代替機を無料でレンタルできる可能性が高いです。
ただし、格安SIMでは代替機のレンタルをしているサービスは少なく、修理業者に依頼する場合も業者によって対応が分かれます。
代替機のレンタルがない場合は、スマホレンタルのサービスを利用して、スマホが使えない期間をなくすのがおすすめです。
修理スピードの早さで選ぶなら正規メーカーよりも修理業者に依頼するのがおすすめです。
故障内容によってはメーカーやキャリアショップでも即日対応してもらえますが、すぐに対応してもらいたいなら修理業者の方が優れています。
スマホの修理には何日かかるのかについて解説しました。
故障内容にもよりますが即日修理に対応してくれるケースも多いので、何週間もスマホが使えなくなるといったことは避けられるでしょう。
どうしても即日修理をしてほしい場合には、信頼できるスマホ修理業者に依頼するのもおすすめです。
今回の記事を参考にして、壊れたスマホをスピーディに直してもらいましょう。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。