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AQUOSスマホのバッテリー交換費用の相場とは?劣化症状や対処方法について

AQUOSスマホのバッテリー交換費用の相場とは?劣化症状や対処方法について

AQUOSスマホのバッテリー交換費用の相場は、1万円前後です。

本記事では、AQUOSスマホのバッテリーの劣化症状や対処方法について解説します。

バッテリーの劣化予防法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

AQUOSスマホのバッテリーの劣化症状

AQUOSスマホのバッテリーの劣化症状は、以下の通りです。

このような症状がある場合は、早めにバッテリーを交換しましょう。

  • 100%まで充電できない
  • バッテリーの持ちが悪い
  • 勝手にAQUOSスマホが再起動する
  • AQUOSスマホが熱くなる
  • バッテリー残量が実際の状態と合わない

100%まで充電できない

リチウムイオンバッテリーは使用とともに劣化し、充電可能な容量が徐々に減少していきます。

新品時の容量を100%とすると、1年〜2年使用後には80%〜85%程度まで低下するのが一般的です。

これにより、充電器に接続しても100%まで到達せず、例えば95%で止まってしまうような状況が発生します。

この現象は、バッテリーの電気を蓄える能力が落ちていることを示しています。

バッテリーの持ちが悪い

バッテリーの劣化により、実際の容量が減少することで、以前より早く放電してしまう現象です。

例えば、新品時には1日持っていたバッテリーが、数時間しか持たなくなります。

これは内部の電極材料の劣化や、電解質の分解などが原因で起こります。

また、アプリの増加や、システムの更新による負荷増大も、バッテリーの消費を加速させる要因となります。

使用環境や充電習慣の見直しも検討しましょう。

勝手にAQUOSスマホが再起動する

バッテリーの劣化が進むと、突然の電圧低下が発生し、システムが正常に動作できなくなることがあります。

特に負荷の高いアプリを使用時や、気温が低い環境では、バッテリーが十分な電力を供給できません。

その結果、AQUOSスマホが予期せず再起動してしまいます。

この症状は、バッテリーの内部抵抗が増加し、安定した電力供給ができなくなっていることを示す重要な警告サインです。

AQUOSスマホが熱くなる

バッテリーの劣化により、内部抵抗が上昇すると、充電時や使用時に通常以上の熱が発生します。

この熱は、バッテリーの化学反応効率が低下し、投入されたエネルギーの一部が熱として放出されることで生じます。

過度な発熱は、バッテリーのさらなる劣化を加速させるだけでなく、最悪の場合、発火などの危険につながる可能性もあるため、特に注意が必要です。

バッテリー残量が実際の状態と合わない

バッテリー管理システムが劣化すると、バッテリーの状態を正確に把握できなくなります。

その結果、表示される残量と実際の残量に差が生じるのです。

例えば、50%と表示されている状態で突然10%まで低下したり、逆に急激に上昇したりする現象が起こります。

これは、バッテリーの内部状態が不安定になり、電圧値から正確な残量を算出できなくなっているためです。

AQUOSスマホのバッテリー交換先と費用相場

AQUOSスマホのバッテリー交換先と費用相場

AQUOSスマホのバッテリー交換先は、「シャープの公式サポート」「各携帯キャリアショップ」「民間のスマホ修理専門店」の3つがあります。

それぞれの概要やバッテリー交換の費用相場について見ていきましょう。

シャープの公式サポート

シャープの公式サポートで、AQUOSスマホのバッテリー交換ができます。

バッテリー交換の申し込み方法は、「AQUOSスマートフォンの公式HP」と「電話」の2通りです。

バッテリーのみの交換となるため、お気に入りの端末をそのまま使い続けられます。

シャープの公式サポートで修理ができる端末は、以下の通りです。

SIMフリーモデル
SH-M05/SH-M07/SH-M08/SH-M09/SH-M12/SH-M15/SH-M16/SH-M17/SH-M19/SH-M20/
SH-M22/SH-M24/SH-M25/SH-R80P/SH-R80/SH-M26/SH-M27/SH-M28/SH-M29/SH-M30
楽天モデル
SH-RM14/SH-RM15/SH-M16/SH-RM18/SH-RM19/SH-RM19s/SH-M20/SH-M24/SH-M25/SH-M26

バッテリー交換の修理費用は、以下の通りです。

機種名修理費用送料(往復)合計(税込)
SH-M05〜SH-M258,140円〜9,240円2,508円10,648円〜11,748円
SH-R80P9,350円2,508円11,858円
SH-R809,240円2,508円11,748円
SH-RM14〜SH-RM19s8,910円〜9,020円2,508円11,418円〜11,528円
SH-M16〜SH-M268,910円〜9,350円2,508円11,418円〜11,858円
修理費用に加えて、送料が必ず発生します。
【参考】SHARP「電池交換修理(有償)について

各携帯キャリアショップ

auやdocomo、SoftBankなどの各携帯キャリアショップでも修理ができます。

バッテリー交換の申し込み方法は、「店頭」と「オンラインショップ」の2通りです。

携帯キャリアショップにバッテリー交換を依頼する場合、自分でデータのバックアップを取っておく必要があります。

バッテリー交換の修理費用は、以下の通りです。

docomo

docomoは、「AQUOS sense4 SH-41A」の修理費用相場を公開しています。

機種修理費用ケータイ補償加入の場合の修理費用
AQUOS sense4 SH-41A9,240円上限3,300円
【参考】docomo「修理代金の目安

au

auは、AQUOSスマホのバッテリー交換費用を公開していません。

ただし、故障紛失サポートに加入していると自然故障の場合、修理費用の上限は5,500円です。

〈補償の対象外〉

全損や水漏れ、ユーザーによる故意・過失・改造など

SoftBank

SoftBankのバッテリー交換の費用相場は、以下の通りです。

サービス加入の有無サービス内容修理費用
加入していない8,250円
加入しているあんしん保証パックプラスバッテリー交換にかかる費用を一律3,300円割引
あんしん保証パックネクスト無償
【参考】SoftBank「故障診断シミュレーター

民間のスマホ修理専門店

民間のスマホ修理専門店のバッテリー交換の費用相場は、9,000円〜10,000円前後です。

依頼する修理店によって修理費用は異なるため、事前に確認しておきましょう。

AQUOSスマホのバッテリー交換にかかる期間

AQUOSスマホのバッテリー交換にかかる期間

AQUOSスマホのバッテリー交換にかかる期間を見ていきましょう。

シャープと各携帯キャリアショップの場合

シャープと各携帯キャリアショップの場合は、1週間〜2週間程度かかります。

携帯キャリアショップに交換を依頼すると、期間中は代替機をレンタルできます。

そのため、修理中も不便を感じずに日常生活を過ごせるでしょう。

民間のスマホ修理専門店の場合

民間のスマホ修理専門店の場合は、最短即日で修理が可能です。

一刻も早くスマホのバッテリー交換をしたい場合は、民間のスマホ修理専門店へ問い合わせましょう。

AQUOSスマホのバッテリーの劣化予防法

最後に、AQUOSスマホのバッテリーの劣化予防法を解説します。

  • スマホを充電しながら使用しない
  • 小まめに充電しない
  • 就寝中に充電しない
  • メーカー指定の充電器を使う
  • 高温下でスマホを使用しない

スマホを充電しながら使用しない

充電中のスマホの使用は、バッテリーに二重の負荷をかけることになります。

一つは充電による負荷、もう一つは使用による放電の負荷です。

この二重の負荷により、バッテリー内部の温度が上昇し、化学反応が促進されて劣化が加速します。

特に、動画視聴やゲームなどの負荷の高いアプリを使用しながらの充電は、発熱が著しく、バッテリーへの悪影響が大きくなります。

また、充電中の使用は充電と放電を同時に行うことになり、バッテリーの充放電サイクルを不規則にし、バッテリー管理システムの正確な残量把握を妨げるでしょう。

可能な限り、充電中はスマホを使用しないことを徹底してください。

小まめに充電しない

リチウムイオンバッテリーには「メモリー効果」がないため、頻繁な充電は推奨されません。

小まめな充電は、充放電サイクルの回数を増やすことになり、バッテリーの劣化を早める原因となります。

一般的に、バッテリー残量が20%〜30%程度まで減少した時点で充電を開始し、80%〜90%程度まで充電するのがおすすめです。

これは、バッテリーの完全放電や過充電を避けることができ、最も効率的な使用方法とされています。

また、頻繁な充電は、充電時の発熱機会を増やすことにもなり、バッテリーの劣化を加速させます。

さらに、充電プラグの抜き差しを頻繁に行うことで、充電端子の摩耗も進みやすくなります。

適切なタイミングでの充電を心がけ、バッテリーの寿命を延ばすことが重要です。

就寝中に充電しない

夜間の長時間充電は、バッテリーにとって大きな負担となります。

スマートフォンのバッテリーは、フル充電に近づくと充電速度が自動的に遅くなる設計になっていますが、それでも長時間の充電状態は避けるべきです。

フル充電状態が続くと、バッテリー内部の化学物質が活性化し続け、劣化が促進されます。

また、就寝中の充電は、布団やベッドの上でスマホを使用する可能性が高く、これは熱がこもりやすい環境でもあります。

発熱による劣化リスクが高まるだけでなく、最悪の場合、火災などが起こるかもしれません。

充電は日中の活動時間中に行い、充電が完了したら速やかに充電器から外すことをおすすめします。

タイマーを使用して充電時間を管理するのも効果的な方法です。

メーカー指定の充電器を使う

AQUOSスマホには、機種ごとに最適な充電仕様が定められています。

非純正の充電器や互換品を使用すると、電圧や電流が適切に制御されず、バッテリーに過度な負荷がかかるかもしれません。

特に安価な非純正品は、保護回路が不十分であったり、出力が不安定であったりする場合があり、バッテリーの劣化を加速させる原因となります。

また、急速充電に対応していない充電器を使用すると、充電時間が必要以上に長くなり、バッテリーへの負担が増加するのです。

さらに、非純正品の使用による故障は、保証対象外となる可能性もあります。

安全性と長期的な経済性を考慮すると、メーカー指定の純正充電器を使用することがおすすめです。

高温下でスマホを使用しない

リチウムイオンバッテリーは、高温環境に非常に敏感で、温度上昇によって急速に劣化が進行します。

特に、夏場の車内や直射日光の当たる場所での使用は、スマートフォンの内部温度を著しく上昇させます。

高温環境下では、バッテリー内部の化学反応が活発になり、電解質の分解や電極材料の劣化が促進されるのです。

また、スマホ自体の発熱と外部からの熱が重なることで、バッテリーにダメージを与えやすい状態となります。

使用中のCPUやディスプレイからの発熱に加えて、外部からの熱が加わることで、バッテリーの寿命が大幅に短縮されるかもしれません。

可能な限り、適温環境(20℃〜30℃程度)での使用を心がけ、高温環境での使用を避けることが重要です。

まとめ

本記事では、AQUOSスマホのバッテリーの交換費用や劣化症状、対処方法について解説しました。

以下のような劣化症状がある場合は、早めにバッテリー交換をしましょう。

  • 100%まで充電できない
  • バッテリーの持ちが悪い
  • 勝手にスマホが再起動する
  • スマホが熱くなる
  • バッテリー残量が実際の状態と合わない

また、スマホのバッテリー交換は「シャープの公式サポート」「各携帯キャリアショップ」「民間のスマホ修理専門店」で行えます。

民間のスマホ修理専門店の場合は、最短即日で修理が可能です。

一刻も早くスマホのバッテリー交換をしたい場合は、民間のスマホ修理専門店へ問い合わせましょう。

よくあるご質問

AQUOSのバッテリーの外し方はどうすれば良いですか?
AQUOSのバッテリーは電池カバーを開けてから取り外してください。

この記事の監修者

出張スマホ修理会社の株式会社GOREPAIR代表「森井」

株式会社GO REPAIR 代表 森井優介

5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。