iPhoneを落下させて画面が真っ黒に⁉電源がつかない場合の対処法や修理方法について

iPhoneを落とさないように気をつけていても、つい落としてしまうこともあるでしょう。

ただし、iPhoneを落とした後、拾ってから電源をつけようとしても、画面が真っ黒のままで起動しないこともあります。

その場合、連絡が取れなくなったり、場合によってはICカードが使えなくなってしまってとても困ります。

そこで今回は、落下によるiPhoneの電源がつかない場合の対処法や落下以外の原因、修理方法について詳しくお伝えします。

iPhoneの電源がつかない理由

iPhoneの電源がつかない理由は、いくつかあります。

• 充電不足
• システム不良
• フロントパネルの故障
• ICチップの故障
• 水没や落下の影響

充電不足

まず考えられるのが、充電不足です。

充電が10%ほど残っていても、アプリを起動していると電源がつかなくなる場合があります。

充電不足で電源がつかない場合は、画面をタップしたり電源ボタンを押しても何も反応がありません。

電源がつかなくなったら、iPhoneの反応があるかどうかを確かめるようにしましょう。

システム不良

システム不良が原因で、電源がつかない場合もあります。

万が一、OSのアップデートをした直後に画面が真っ暗になった場合はソフトウェア不良が原因かもしれません。

フロントパネルの故障

フロントパネルとは、「ディスプレイケーブル」や「バックライト」、「液晶」のことです。

「落下させた時の衝撃」「バッテリーの膨張による負荷」「ポケット内での圧迫」により、フロントパネルが故障してしまうことがあるので注意しましょう。

ICチップの故障

iPhoneを動かすために重要な「ロジックボード」には、バックライトの明るさを調整している「バックライトIC」とディスプレイに画面を表示させるための「ICチップ」があります。

落下させた際にロジックボードにまで衝撃があると、ICチップが故障している可能性があります。

水没や落下の影響

水没や落下により、電源がつかなくなるケースは非常に多いです。

「雨の日にiPhoneを濡らしてしまった」

「ポケットから取り出すときに落としてしまった」

「お風呂の中でiPhoneを使用した」

「トイレの中にiPhoneを落としてしまった」

などの心当たりがある場合は、水没や落下が原因で電源がつかなくなっています。

iPhoneの電源がつかない場合の対処法

iPhoneの電源が急につかなくなると焦りますよね。

ここからは、iPhoneの電源がつかない場合の対処法をご紹介します。

自分でできるものがほとんどなので、ぜひ参考にしてみてください。

再起動する

まずは、再起動させてみましょう。

それほど衝撃を受けていない場合は、強制再起動により復活する可能性があります。

再起動の方法は、機種により異なるため事前に確認しておくようにしましょう。

機種	再起動の仕方
iPhone6s、iPhone6sPlus	「電源ボタン」と「ホームボタン」を10秒程度長押しする
iPhone7、iPhone7Plus	「電源ボタン」と「音量ボタン（小）」を10秒程度長押しする
iPhone8、iPhone8Plus、iPhoneX以降	①「音量ボタン（大）」を押してすぐに離す ②「音量ボタン（小）」を押してすぐに離す ③「電源ボタン」を長押しする

再起動をしても画面が真っ黒のままの場合は、自力で再起動させることは難しいでしょう。

充電する

強制再起動ができない場合は、バッテリー不足の可能性があります。

iPhoneが正しく充電されているか、バッテリーが残っているのかを確認しましょう。

iPhoneのバッテリー最大容量

みなさんは、iPhoneのバッテリーに容量があることをご存知ですか？

バッテリーの最大容量とは、「新品でフル充電した状態を100%として、最大何%まで充電できるのか」を示したものです。

この最大容量は、充電を繰り返すたびに徐々に減っていきますが、iPhoneはフル充電を500回繰り返しても約80%の容量を維持できるように設計されています。

バッテリーの最大容量が少なくなってきた場合は、バッテリーの交換やiPhone自体を交換した方が良いでしょう。

バッテリーの最大容量の確認方法は、以下の通りです。

1. iPhoneの「設定」を開く
2. 「バッテリー」をタップする
3. 「バッテリーの状態」をタップする
4. 「バッテリーの最大容量」の項目を確認する

DFUモードで初期化する

DFUモード（デバイス・ファームウェア・アップデート）で強制的にiOSを初期化することで、iPhoneが復活するかもしれません。

万が一、コンピュータシステムを制御するためのソフトウェアが破損している場合でも、iPhoneを修復できる可能性があります。

DFUモードで初期化する場合は、事前にパソコンに最新のiTunesをインストールしてください。

USBケーブルでiPhoneとパソコンを接続し、リカバリーモードの画面が表示されるまでボタンを長押ししましょう。

パソコンにメッセージが出てきたら、手順通りに設定をすれば初期化が完了します。

因みに、DFUモードで初期化をするとiPhoneに入っていたデータは全て失います。

不測の事態に備えて、定期的にバックアップを取っておくと良いでしょう。

アップデートの確認をする

iPhoneが、最新バージョンにアップデートされているかを確認しましょう。

ソフトウェアのアップデートの確認方法は以下の通りです。

1. iPhoneの「設定」を開く
2. 「一般」をタップする
3. 「ソフトウェア・アップデート」をタップする
4. 最新バージョンがある場合は「ダウンロードしてインストール」を実行する

修理に出す

今まで紹介した方法を試してもiPhoneが復活しない場合は、すぐに修理に出しましょう。

修理に出すことで、専門家が適切な方法で対処してくれます。

iPhoneの修理方法

iPhoneの修理方法には、「保証サービスを利用する」「iPhoneやスマホ修理専門店に依頼する」の２種類があります。

保証サービスを利用する

Apple社の保証サービスである「AppleCare+」に加入している場合は、修理費用を抑えることができるでしょう。

自然故障なら無料で修理が可能ですが、水没や落下による故障は11,800円（税別）がかかります。

修理を依頼したい場合は、Appleのサポートセンターに電話するか、インターネットで申し込みを行ってください。

また、Apple社以外でも各種携帯キャリアの保証サービスに加入していれば、１万円前後で修理が可能です。

iPhoneやスマホ修理店に依頼する

特に保証サービスに加入していない場合は、iPhoneやスマホ修理店に依頼することもできます。

iPhoneやスマホ修理店の中には、即日対応・即日修理で対応してくれるお店もあります。

ゴーリペアでは、昼間だけではなく24時間対応を実施しています。

出張型の修理屋のため、急なトラブルにも迅速対応が可能です。

事前に指定いただいた場所・時間にお伺いし、ゴーリペアの車内にて即日修理対応を行います。

ご自宅や社内などのプライベートスペースに上がり込むことはありませんので、安心してご依頼いただけます。

iPhoneの急な故障や破損で悩んでいる場合は、スマホレスキューゴーリペアにお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、iPhoneの電源がつかない場合の対処法や修理方法についてお伝えしました。

iPhoneは落下以外にも様々な要因で、画面が真っ黒になってしまうことがあります。

万が一そうなってしまっても焦らず、対応できるよう、しっかりと原因や対処法について理解しておきしょう。

ご自身で対処法を試してもiPhoneが復活しない場合は、iPhone修理専門店の「スマホレスキューゴーリペア」をぜひご利用ください。