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iPhoneの画面が真っ白になったらどうする？原因や対処方法について
iPhoneユーザーの方で「画面が突然白くなって慌てた」といった経験があるという方もいるのではないでしょうか。
携帯電話で買い物の決済をする方も多いので、このようなトラブルで突然使用できなくなると困ります。
そこで、ここではそのような状況になった時「iPhoneの画面が真っ白になったらどうするのか」そして「突然真っ白になる原因やその対処方法」について解説します。
Contents
iPhoneの画面が急に白っぽくなる原因は？
iPhoneの画面が急に白っぽくなる原因には、次のようなものがあります。
水没による不具合
iPhone７以前のモデルは全て耐水機能がありません。
そもそもiPhoneをはじめとして、携帯電話全般に関して水に弱い性質があります。
水没することで内部の基盤がショートする場合や、充電ソケット部やイヤホンジャック部など濡れた手で触るなどでも画面が白くなる不具合が発生することがあります。
ご自身の端末がiPhone７以前のモデルであれば、水への危機管理意識は強く持つようにしましょう。
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衝撃による不具合
iPhoneの画面が白っぽくなる原因には、衝撃による故障も挙げられます。
画面が白くなった際には、iPhoneを落下させたりぶつけたりと衝撃を加えてしまっていないか確認しましょう。
iPhoneの外部容器は頑丈なので大きな傷などが見当たらない場合でも、内部基盤は繊細なので破損しているケースがあります。
バッテリー要因での不具合
バッテリー起因での不具合には「劣化による膨張」と「電力供給不足」の2点があります。
バッテリーは主に１年半〜２年で劣化が始まると言われますが、劣化することで膨張し内部の基盤に過度の圧力をかけてしまい、基盤の破損や接続部分の損傷が発生することがあります。
一方で、バッテリーの残量が少ない時や残量不足でシャットダウン中に、電源コードを指した場合などに不具合が発生することもあります。
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データ処理能力のキャパオーバーによる不具合
PC同様にiPhoneでもデータ処理をする際にメモリを消費します。
様々なアプリを同時に起動させる場合や、データ通信量の多いゲームを長時間起動している場合などにも同様の不具合が発生しやすくなります。
データ処理でのメモリ負荷が高い状態だと、バッテリーにも悪影響を及ぼし前述のような膨張状態になりやすくなるので注意が必要です。
iOSのバージョンが古い為に発生する不具合
iPhoneでは定期的にシステムのアップデートが発生し、セキュリティの強化やシステムのバグなどを改善します。
液晶画面が白っぽくなる原因の１つとして、システムのバグや古いiOSとアプリが干渉して不具合を起こしている可能性もあります。
iOSの不具合を解消するためのアップデートなので、更新できるのに古いファームウェアを使用したままだと、画面が白っぽくなるなどの不具合に繋がることもあります。
iPhoneの画面が白っぽくなった際の対処方法
iPhoneの画面が急に白っぽくなった際には、慌てずにまず次のようなことを試してみましょう。
iPhoneを再起動させる
iPhoneの不具合の多くは一時的なものである傾向が高いので、強制的に再起動すると通常通り起動することがあります。
再起動によりメモリがリフレッシュされ、問題が発生しているアプリをシャットダウンすることで機能が改善します。
iPhoneの再起動方法は端末モデルによって異なるので、以下に方法をまとめました。
iPhoneの再起動方法
| iPhone 8モデル 及び iOS 16以降のモデル | ①音量を上げるボタンを押してから素早く放す ②音量を下げるボタンを押してから素早く放す ③サイドボタンを押さえたままにする ④Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す |
|---|---|
| iPhone 7モデル | ①音量を下げるボタンとスリープ、スリープ解除ボタンの両方を同時に押さえる ②Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放す |
| iPhone 6モデル | ①スリープ、スリープ解除ボタンとホームボタン両方を同時に押さえる ②Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放す |
iTunesのリカバリモードを利用して起動
再起動をしてもiPhoneの不具合が改善されない場合には、iTunesのリカバリモードを利用して起動させる方法もあります。
iTunesのリカバリモードを利用する方法は、次のような流れになります。
- PCにiPhoneをUSBで接続する
- iPhoneの「音量を上げるボタン」を押した後「下げるボタン」を押す
- 電源ボタンを長押しした後に、Appleのロゴが表示されてもボタンは押したままにする
- PC調のマークが表示されたらボタンを離し、更新もしくは復元を押す
ここでは「更新」もしくは「復元」を選択しますが、復元を選択するとiPhoneの初期化を行うことになるので注意して選択しましょう。
アップデートを実行して改善されない場合にのみ、復元を試みるようにしましょう。
状態が変わらないなら修理を検討する
どのようなトラブルシューティング方法でも画面が白っぽくなる現象が改善されない場合には、iPhoneがご自身では対応できない状態にあることを意味しています。
このような場合になった際の選択肢としては、Appleに連絡して正規に修理を行うか、修理業者に修理を依頼するのかの2択でしか解決することができません。
しかし、正規店に修理に出した場合には、iPhoneが初期化されることを覚悟しなくてはなりません。
iPhoneの中には大切なデータが沢山あるので、初期化だけは避けたいものです。
正規店以外の修理業者の中には、本体データを消去することなく不具合を修理できる業者もあるので検討すると良いでしょう。
正規店以外の修理業者がおすすめなケース
iPhoneの修理ができるのは、Appleの正規店だけではありません。
正規店で修理するよりも、正規店以外の修理業者に依頼した方が良い場合もあります。
即日修理を希望する場合
正規店で即日修理対応できるのは、事前に予約をした場合や限られた店舗のみです。
一度正規に修理を出すと、ある程度の期間はiPhoneを手放す覚悟が必要になります。
不具合は急に発生するので事前の予約なども困難であり、不具合が発生してから修理の予約や手続きをすると店舗で長時間待たされるようなこともあります。
このような場合には、正規店以外の即日修理対応業者に依頼すると速やかに対応してもらえます。
本体データを消さずに修理したい場合
Appleの正規店での修理は主に部品ごとの交換になり、多くの場合には本体データが初期化されてしまいます。
大切な本体データを残したまま修理したい場合には、修理専門の業者に依頼することでデータを保護したまま修復ができます。
時間がないので出張修理をして欲しい場合
修理専門の業者には、24時間深夜のiPhoneトラブルに対応した出張サービスや、お店に訪問する時間がない方のために自宅まで訪問してiPhoneを車内で修理するサービスなどがあります。
翌日仕事などですぐに修理する必要がある方には、特に選ばれているサービスです。
まとめ
iPhoneの画面が真っ白になる原因や、事後の対処方法について解説しました。
画面が真っ白になる原因は複数あるので、原因にあった対処をすることで修復することができます。
自身で対応することができない場合には、Appleの正規修理店や修理専門業者に依頼することで直すことができます。
Appleの正規修理店で修理すると、どうしてもある程度期間を要します。
直ぐに修理をして欲しい場合などは、修理専門の業者を選択するなど臨機応変に使い分けると良いでしょう。
よくあるご質問
- iPhoneの画面が白くなる原因って何ですか？
- iPhoneの画面が白くなる原因は下記が考えられます。
- 水没による不具合
- 衝撃による不具合
- バッテリー要因での不具合
- データ処理能力のキャパオーバーによる不具合
- iOSのバージョンが古い為に発生する不具合
- iPhoneの画面が黒くなる場合もありますか？
- あります。 原因としては、バッテリー切れや周囲の温度、ソフトウェア・ハードウェアの不具合、損傷などが考えられます。
この記事の監修者
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したGOリペア協会の代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。