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Google Pixelが故障したときの対処法|症状別の原因と修理費用・作業時間
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この記事でわかること
画面に突然縦線が入った、充電しても電源が入らない。
Pixelは精密機器である以上、こうしたトラブルと無縁ではいられません。
ただし症状によっては修理に出さずソフトウェア側の操作で直るものもあり、いきなり修理を申し込むのは早い判断です。
一方で、バッテリーの膨張のように放置が危険な症状もあります。
この記事では症状ごとの原因の切り分け方から、修理の依頼先、費用と作業時間の目安、修理前のデータ保護までを順に解説します。

反応しなくなった端末が、実は一時的なフリーズだったというケースは少なくありません。
修理を申し込む前に、次の順番で切り分けてください。
Googleの電源をオンまたはオフにする手順では、電源ボタンを60秒ほど長押しし、画面に「G」のロゴが表示されたら離すと案内されています。
数秒の長押しでは反応しないため、ロゴが出るまで指を離さないことが重要です。
画面が真っ暗なまま反応しない場合も、この操作で復帰することがあります。
動作が不安定な場合、原因が本体ではなく特定のアプリにあることがあります。
セーフモードで起動すれば、インストールしたアプリを無効にした状態で動作を確認できます。
セーフモードでは症状が出ないなら、本体の故障ではなくアプリ側の問題と判断できます。
充電できない原因は、本体ではなくケーブルやアダプタにあることが珍しくありません。
別のケーブルとアダプタの組み合わせで試し、それでも反応しない場合に本体側を疑ってください。
充電口にホコリや糸くずが詰まっているだけのこともあります。
ただし無理にケーブルを押し込むと端子が変形し、修理費用が上がるため避けてください。

Pixelで報告の多い故障は、おおむね次のパターンに分けられます。
| 症状 | 主な原因 | 自力で直る可能性 |
|---|---|---|
| 画面が割れる・表示が乱れる | 落下や圧迫による衝撃 | 低い(修理が必要) |
| 縦線・ピンク線・ちらつき | ソフト側の不具合または有機ELパネルの損傷 | あり(更新で直る場合も) |
| 電源が入らない | バッテリー劣化・基板の故障 | 低い |
| 充電できない | 充電口の汚れ・破損、ケーブル不良 | あり |
| バッテリーが膨らむ | リチウムイオン電池の劣化 | なし(要即対応) |
| カメラが起動しない・ぼやける | レンズの損傷、カメラモジュール不良 | 一部あり |
| フリーズ・再起動を繰り返す | ストレージ不足やOSの不具合、熱 | あり |
Pixelは強化ガラスを採用していますが、落下時の角度によっては簡単に破損します。
注意したいのは、見た目が小さなひびでも内部の有機ELパネルまで損傷している場合です。
色ムラや線状のノイズが出ているときは放置すると表示領域が広がるため、Google Pixelの画面が割れたときの修理方法と費用相場を確認して早めに相談してください。
背面ガラスが割れた場合の費用はバックパネルの修理費用相場にまとめています。
Pixelでは、ぶつけた覚えがないのに画面へ縦線やピンク色の線が入るという相談が一定数あります。
この症状について、Googleは画面の表示に関する問題のページで、ちらつき・緑色の色合い・縦線や横線が出る場合はまずシステムアップデートを確認して適用するよう案内しています。
つまり線やちらつきは、必ずしもパネルの物理的な損傷とは限りません。
見分け方の目安は次のとおりです。
| 確認すること | ソフト側の可能性 | パネル損傷の可能性 |
|---|---|---|
| 最新のシステムアップデート | 適用すると消える | 適用しても残る |
| セーフモードでの表示 | 症状が出ない | 同じ症状が出る |
| 症状のきっかけ | 更新直後に出はじめた | 落下や圧迫の後に出た |
アップデートとセーフモードの両方で症状が変わらない場合は、パネル交換が必要な状態と考えられます。
GoogleはPixelのバッテリーについてのページで、容量の維持できる充電サイクル数を機種ごとに公開しています。
| 機種 | 容量80%を維持できる充電サイクル数 |
|---|---|
| Pixel 3〜8 Pro、Pixel Fold | 約800回 |
| Pixel 8a以降 | 約1,000回 |
毎日1回充電する使い方なら、800回は2年強に相当します。
交換の目安は最大容量が80%を下回ったとき、または定格の充電サイクル数に達したときです。
危険なのは膨張です。
画面や背面が浮き上がってきた場合、Googleは次の行為を明確に禁止しています。
膨張に気づいたら使用を中止し、修理を依頼してください。
交換費用や依頼先はGoogle Pixelのバッテリー交換費用と交換できる場所で解説しています。
充電口の不具合は、内部に溜まったホコリや糸くずによる接触不良が大半です。
エアダスターや金属製のピンを差し込むと端子を傷めるため、自己処理は避けてください。
水濡れについては、GoogleのIP68防塵・防水の解説ページに重要な前提が示されています。
IP68は常温の真水を張った水槽に1.5mの深さで約30分沈めても内部に水が入らないという条件で試験されたものです。
Google自身も、海水での使用、石けんやシャンプーを使う浴室、高温多湿のサウナは避けるよう注意しています。
そして水濡れによる故障は通常のメーカー保証の対象外です。
濡らしてしまった直後の手順はPixelが水没した時の対処法を参照してください。
Pixelはカメラ性能を理由に選ばれることが多く、カメラのトラブルは影響が大きい故障です。
症状によって原因の切り分けができます。
アプリの再起動とキャッシュ削除で改善しない場合は、モジュール交換が必要になります。
電源が入らない状態は、原因の幅が最も広い症状です。
バッテリーが完全に放電しているだけのこともあるため、次の順番で確認してください。
充電表示すら出ない場合は、バッテリーの完全劣化か基板側の故障が疑われます。
繰り返し電源ボタンを押すと、水没していた場合は通電によって損傷が広がるため注意が必要です。
タップしても反応しない、起動途中で再起動を繰り返すといった症状です。
原因がソフト側にある場合は、次の対処で改善することがあります。
これらを試しても起動しない、あるいは本体が異常に熱を持つ場合は、基板やバッテリーの物理的な故障が疑われます。

Pixelの修理を受けられる窓口は、大きく3つに分かれます。
| 依頼先 | 使用部品 | 期間の目安 | メーカー保証 |
|---|---|---|---|
| Google公式(郵送・店頭) | Google純正パーツ | 郵送7〜10日/店頭は当日も可 | 維持される |
| キャリアショップ | 純正パーツ | 取り次ぎのため日数がかかる | 維持される |
| 街の修理店・出張修理 | 互換パーツが中心 | 即日〜数日 | 失効する場合がある |
GoogleのPixel修理センターのページでは、3つの修理方法が案内されています。
保証の有無にかかわらず修理を依頼でき、申し込み前に配送修理の見積もりを確認できます。
ただし国内で正規修理を受け付けている店舗は限られており、近くに店舗がない場合は郵送修理となり日数がかかります。
キャリアで購入した端末なら、契約情報がその場で確認できるため手続きは進めやすくなります。
ただし修理自体はメーカーへの取り次ぎとなるため、端末が手元を離れる期間が長くなりがちです。
代替機の貸し出しがあるかを、受付時に確認しておくとよいでしょう。
費用を抑えたい場合や、当日中に直したい場合に現実的な選択肢になります。
一方で、互換パーツを使うためメーカー保証が失効する場合がある点は理解しておく必要があります。
店舗を選ぶ際は、総務省が公表する登録修理業者に登録があるかを確認しておくと安心です。
登録修理業者は、技術基準に適合した方法で修理を行う事業者として総務省に登録されています。

費用は修理項目と機種によって大きく変わります。
非正規の修理店に依頼する場合の相場は、おおよそ次のとおりです。
| 修理項目 | 費用の目安 | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| 画面修理・パネル交換 | 18,000〜50,000円 | 約60〜90分 |
| バッテリー交換 | 8,000〜18,000円 | 約40〜60分 |
| 背面ガラス交換 | 10,000〜25,000円 | 約60〜90分 |
| 充電口の交換 | 8,000〜16,000円 | 約40〜60分 |
| カメラ修理・モジュール交換 | 10,000〜25,000円 | 約40〜60分 |
| 基板修理・データ復旧 | 30,000円〜 | 数日 |
Pixelは有機ELパネルを採用しており、画面修理は修理項目のなかで最も高額になりやすい部分です。
旧機種なら2万円前後で収まることもありますが、Proシリーズの大画面モデルでは4万円台後半に達する場合もあります。
作業時間は約90分が目安で、旧機種では約120分かかることもあります。
機種ごとの対応状況はPixelシリーズの修理対応ページから確認できます。
水没や強い衝撃で基板そのものが損傷している場合は、部品交換だけでは復旧しません。
基板修理は難易度が高く、対応できる店舗も限られます。
基板交換を行うと端末内のデータは引き継げません。
データを優先する場合は、基板交換ではなく基板修理での復旧を相談する流れになります。

Pixelには購入から1年間のハードウェア保証が標準で付帯します。
初期不良や自然故障であれば、無償修理や交換の対象になります。
さらに2026年2月から日本でも提供が始まったGoogle純正の保証サービスがPixel Care+です。
落下や水没といった過失による損傷までカバーする点が、標準保証との大きな違いになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 画面・バッテリーの修理 | Google純正パーツで自己負担0円 |
| 偶発的な損傷 | 回数無制限で補償 |
| 上記以外の修理 | 機種に応じたサービス手数料が必要 |
| 紛失・盗難 | 専用プランの追加加入で12か月に2回まで |
| 加入期限 | 購入時、または購入から30日以内 |
注意したいのは加入期限です。
購入から30日を過ぎると加入できなくなるため、故障してから申し込むことはできません。
キャリア経由で購入した場合は、独自の補償サービスに加入している可能性があります。
画面破損時の割引修理や、水没・紛失時の端末交換が対象になるプランが一般的です。
ただしバッテリーの経年劣化は、多くのプランで補償対象外とされています。
契約書やマイページから、加入状況と自己負担額を確認しておきましょう。
保証が切れている場合は、複数の修理店から見積もりを取ると差が見えてきます。
比較する際は金額だけでなく、次の点もあわせて確認してください。
安さだけで選ぶと、部品の品質が原因で再修理になることもあります。
最も費用がかからないのは、そもそも故障させないことです。
Pixelで報告の多い故障は、日常の使い方で発生確率を下げられます。
とくに高温はバッテリーの劣化を最も早める要因です。
ポケットやカバンの中での圧迫による画面のひびも多いため、硬いものと一緒に入れない習慣が有効です。

基板交換や水没修理では初期化が前提になるため、事前の準備が欠かせません。
電源が入るうちに、次の項目を済ませてください。
| 準備すること | 確認するポイント |
|---|---|
| バックアップ | 設定内のバックアップ項目で最新の同期日時を確認 |
| 写真・動画 | Googleフォトの自動アップロードが有効か |
| 連絡先・カレンダー | Googleアカウントと同期されているか |
| 個別アプリ | メッセージアプリなどは独自のバックアップ機能を使う |
| 画面ロック | 解除用のPINやパターンを控えておく |
| Googleアカウント | 初期化保護が残らないよう事前にログアウト |
| SIM・SDカード | 取り外して自分で保管する |
見落としやすいのが画面ロックの解除情報です。
修理業者は動作確認のためロック解除を求めることが多く、解除できないと修理を断られる場合があります。
また、Googleアカウントの初期化保護が有効なまま初期化されると、修理後に端末を再設定できなくなる恐れがあります。
Pixelの故障は、症状によって対処の順番が変わります。
縦線やちらつき、フリーズはまず強制再起動とシステムアップデートで切り分けるのが先で、それで直らない場合に修理を検討する流れになります。
一方で、バッテリーの膨張や水没後の異常は放置が危険なため、すぐに相談すべき症状です。
修理に出す前には、バックアップと画面ロックの情報、Googleアカウントのログアウトを済ませておいてください。
そして「郵送修理で7〜10日も手元を離れるのは困る」「店舗まで持ち込む時間がない」という場面で選べるのが、出張修理です。
私たちスマホレスキューゴーリペアは、ご自宅やオフィス、外出先までお伺いする24時間対応の出張修理サービスです。
画面修理やバッテリー交換は、その場で最短30分から対応しています。
目の前で作業を行うため、端末を預けて数日待つ必要も、写真や連絡先を他人に預ける不安もありません。
Pixelシリーズの各機種に対応しており、深夜や早朝のご依頼も受け付けています。
症状がはっきりしない段階でも構いません。
対応エリアやお見積もりは出張修理サービスのページから確認いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
Googleは縦線やちらつきについて、まずシステムアップデートの適用を案内しています。
更新とセーフモードの両方で症状が変わらない場合は、パネル交換が必要な状態です。
使用を中止して、すぐに修理を依頼してください。
Googleは浮いたガラスを押し戻す行為と自分での分解を禁止しており、家庭ごみとしての廃棄も認めていません。
画面交換やバッテリー交換であれば、データを保持したまま作業できる場合が多くあります。
一方で基板交換を伴う修理ではデータを引き継げないため、事前のバックアップが必須です。
加入できるのは購入時、または購入から30日以内です。
期限を過ぎた場合は、標準の1年間のメーカー保証とキャリアの補償サービスが選択肢になります。
Google公式の郵送修理は通常7〜10日、正規サービスプロバイダの店頭修理は当日完了の場合もあります。
街の修理店や出張修理であれば、画面修理やバッテリー交換は60〜90分程度で完了するのが一般的です。
互換パーツを使った修理を行うと、以降のメーカー保証が受けられなくなる場合があります。
保証期間が残っていて自然故障が疑われるケースでは、まずGoogle公式に相談するほうが負担を抑えられます。
IP68の防水性能は常温の真水で試験されたものであり、水濡れによる故障は通常のメーカー保証では対象外です。
Pixel Care+に加入していれば、過失による水没も補償の対象になります。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペア設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したスマホリペアアカデミーの代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。