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Nintendo Switchの画面に線が入る原因や対処法とは?修理が必要なケースについて

Nintendo Switchの画面に線が入る原因や対処法とは?修理が必要なケースについて

「Nintendo Switchの画面に線が入っていてゲームができない」

「液晶画面は自分でも直せるのだろうか?」

このような悩みや疑問を抱えていないでしょうか?

せっかくお気に入りのソフトで遊ぼうと思っても、画面に線が入ってしまうと正常にプレイできなくなってしまうでしょう。

この記事では、Nintendo Switchの画面に線が入る原因や対処法、修理費用の相場について詳しく解説します。

Nintendo Switchの画面トラブルで困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Nintendo Switchの画面に線が入る主な原因

Nintendo Switchの画面に縦線や横線が表示される症状は、液晶パネルの物理的な破損が主な原因です。

線が入る症状を引き起こす要因として、まず落下による衝撃があげられます。

手から滑り落ちたり、テーブルから転落したりした際の衝撃で、液晶内部が損傷してしまうことがあるでしょう。

また、外部からの圧迫も原因の1つです。

カバンの中で他のものに押し潰されたり、重いものを上に置いてしまったりすることで、画面に過度な負荷がかかり故障に至ります。

さらに、液晶内部に水分が入り込むことで、不具合が発生する場合もあります。

こうした物理的ダメージにより液晶の表示機能が損なわれると、画面に線が入ったり、部分的に色が変わったりする症状が現れるでしょう。

Nintendo Switchの画面に線が入った際の修理方法

Nintendo Switchの画面に線が入った際の修理方法

Nintendo Switchの画面に線が入るトラブルは、液晶パネルの交換修理によって解決できる可能性が高いでしょう。

修理手順としては、まず表面のタッチパネルを取り外す作業から始まります。

タッチパネルを取り外した後は、周辺の配線やコネクタを傷つけないよう細心の注意を払って、損傷した液晶パネルを本体から取り出しましょう。

続いて新品の液晶パネルを正確に取り付け、各種配線を接続し直します。

組み立て前には必ず動作テストを実施し、画面が正常に表示されることを確認してから、本体を元の状態に組み戻して修理完了です。

ただし、画面交換ではより慎重な作業が求められるため、特別な理由がない限りは専門店に依頼するとよいでしょう。

Nintendo Switchの画面交換が自力では難しいとされている理由

Nintendo Switchの画面交換は専門的な技術と経験が必要な作業のため、自力での修理は推奨されません。

インターネット上には修理手順を説明する動画や記事が数多く存在しており、「自分でもできそう」と感じる方も多いでしょうが、実際には慎重さが求められる難しい作業となります。

まず、本体の完全な分解と基板の取り外しをしなくてはなりません。

液晶とタッチパネルは強固な接着剤で固定されているため、適切な温度管理のもとで慎重に分離する必要があります。

なかでも危険なのは、基板上の微小な部品や配線への影響です。

わずかな力の加え方を間違えただけで、修理箇所以外の部分まで損傷させてしまう恐れがあります。

こうしたリスクを考慮すると、専門店での修理がより安全で確実な選択と言えるでしょう。

Nintendo Switchの画面交換における費用相場

Nintendo Switchの画面交換における費用相場

Nintendo Switchの画面交換修理にかかる費用として、1万円から1万5,000円程度が一般的な相場です。

ただし、使用する部品の品質や店舗の立地条件によっても多少の変動があります。

また、Nintendo Switch Liteや有機ELモデルの場合は、通常モデルとは異なる価格設定となることがあり、とくに有機ELモデルの場合は修理費用も上昇する傾向にあります。

正確な見積もりについては、複数の修理店に相談して比較検討すると良いでしょう。

まとめ

ここまで、Nintendo Switchの画面に線が入る原因や修理方法、自力での画面交換が難しい理由について解説しました。

Nintendo Switchの画面に線が入る現象は、主に液晶パネルの物理的な損傷が原因で発生します。

画面交換は精密な作業のため、自力での修理はおすすめできません。

費用対効果も考慮して、Nintendo公式修理または信頼できる修理専門店への依頼を検討してみてください。

また、大切なゲームデータを守るためにも、普段からバックアップを取るなどしておくと良いでしょう。

よくあるご質問

Nintendo Switchの画面に縦線や横線が突然現れたのはなぜですか?
縦線や横線が出る原因として多いのは、液晶パネルや接続ケーブル(LCDフレックスケーブル)の不具合です。衝撃やオーバーヒート、水濡れなどで内部が損傷し、ラインの表示異常が発生します。また、画面の端子の接触不良やケーブルの緩みが原因のこともあります。縦線が突然出てきて、電源の入れ直しでも直らない場合、物理故障の可能性が高いです。
縦線が表示されているけれど、ドックに入れると正常な画面表示に戻ります。これは何が原因ですか?
コンソールをドックに入れたときに問題が消える場合、多くは液晶パネルの直接的な問題で、ドック出力ではHDMI映像をテレビに送り出しているため発生しません。これに対し、携帯モードでは内部のLCDに直接表示されるため、画面そのものの故障が疑われます。またこのような症状では、内部の液晶漏れや接続不良が考えられ、修理や交換が必要になることが多いです。
自分で修理したい場合、どんな手順で対応すれば良いですか?またそのリスクは?
初歩的なトラブルシューティングとしては、まず本体を完全に電源オフにし、縦線が出ている液晶のLCDフレックスケーブルを一度外して再接続してみる方法が効果的な場合があります。ただし、この作業には精密な工具が必要で、ケーブルやコネクタを傷めるリスクもあります。それでも改善しない場合は、液晶パネルの交換が必要です。交換には背面パネルの分解や熱での粘着剥離など正確な手順が必要となり、失敗すると他のパーツを破損する恐れがありますので、自信がない場合は専門店や公式修理サービスに任せるのがおすすめです。

この記事の監修者

出張スマホ修理会社の株式会社GOREPAIR代表「森井」

株式会社GO REPAIR 代表 森井優介

5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したスマホリペアアカデミーの代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。