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スマホの音が出ない原因とは?症状別の対処法と修理費用をわかりやすく解説

スマホの音が出ない原因とは?症状別の対処法と修理費用をわかりやすく解説

この記事でわかること

  • 音が出ないときにまず確認すべき5つのポイント
  • 症状別(通知音だけ・動画だけ・通話中など)に見る原因の切り分け方
  • iPhone・Androidそれぞれで確認したいサウンド設定
  • スピーカーの故障が疑われるサインと、修理費用の目安
  • 音のトラブルを防ぐための日頃のポイント

突然スマホから音が出なくなると、通知にも着信にも気づけず不安になりますよね。

ただ、音が出ない原因の多くはマナーモードや音量設定、Bluetooth接続といった「設定」にあり、故障ではないケースが大半です。

特に見落とされやすいのが、ワイヤレスイヤホンやスピーカーに自動接続されていて、本体から音が出ていないという状況です。

この記事では、症状別に原因を切り分けながら、今すぐ試せる対処法と修理費用の目安までを解説します。

スマホの音に関するトラブルは大きく2種類

「音が出ない」といっても、状況によって疑うべき場所は変わります。

まず「イヤホン類をつないでいない状態か、つないでいる状態か」で分けて考えると、原因を素早く絞り込めます。

トラブルの種類状況疑うべき場所
本体から音が出ないイヤホン類をつないでいないのに音が鳴らない設定、または本体スピーカー
接続機器から音が出ないイヤホンやスピーカーからだけ音が鳴らない接続設定、端子、イヤホン本体

どちらに当てはまるかを確認したうえで、次の項目を見ていきましょう。

スマホの音が出ないときにまず確認したい5つのポイント

スマホの音が出ないときにまず確認したい5つのポイント

修理を考える前に、次の5点を順番に確認してみてください。

この確認だけで解決するケースが非常に多く、いずれも1分程度で試せます。

確認ポイント確認内容
マナーモードサイレントモードがオンになっていないか
音量設定着信音量・メディア音量がゼロになっていないか
Bluetoothイヤホンやスピーカーに接続されたままになっていないか
集中モードおやすみモードなどで通知が抑制されていないか
スピーカー周りケースや汚れで音の出口がふさがっていないか

なかでもBluetooth接続は最も見落とされやすい原因です。

一度ペアリングした機器は電源が入ると自動で再接続されるため、気づかないうちに音の出力先が切り替わっていることがあります。

【症状別】スマホの音が出ない原因の切り分け方

【症状別】スマホの音が出ない原因の切り分け方

「どの音が出ないか」を整理すると、原因はかなり絞り込めます。

自分の症状に近いものから確認してみましょう。

症状考えられる主な原因
すべての音が出ないマナーモード、Bluetooth接続、スピーカーの故障
通知音・着信音だけ鳴らないサイレントモード、着信音量ゼロ、集中モード
動画・音楽の音だけ出ないメディア音量ゼロ、アプリ内の音量設定
通話中に相手の声が聞こえない通話音量、受話口の汚れ、イヤースピーカーの故障
特定のアプリだけ音が出ないアプリの通知・サウンド設定、アプリの不具合
イヤホンを外しても音が出ないイヤホン接続の誤認識、端子の汚れ

本体のスピーカーから音が出ない場合

イヤホン類をつないでいないのに音が出ない場合は、設定か、スピーカー本体の問題のどちらかです。

まずマナーモードと音量を確認し、次にBluetoothをオフにして音が戻るか試してください。

それでも改善しない場合は、スピーカーの物理的な故障が疑われます。

音は出るものの割れる・こもるという場合は、スマホの音割れの原因と対処法もあわせて確認してみてください。

イヤホン・Bluetooth接続時だけ音が出ない場合

本体からは音が出るのに、イヤホンからだけ聞こえない場合は、接続側に原因があります。

  • イヤホンジャックにほこりや水分が入り、接触不良を起こしている
  • Bluetoothのペアリングは完了しているが、音声の出力先が切り替わっていない
  • 左右の音量バランス設定が片側に偏っている
  • イヤホン自体が断線・故障している

別のイヤホンや別のスマホでも同じ症状が出るかを試すと、原因の切り分けができます。

スマホの音が出ない主な原因

スマホの音が出ない主な原因

ここからは、それぞれの原因と対処法を具体的に見ていきます。

音量がゼロ・ミュートになっている

スマホの音量は用途ごとに分かれており、一つだけがゼロになっていると「音が消えた」と感じます。

  • メディア音量:動画・音楽・ゲームの音
  • 着信音量:電話や通知の音
  • 通話音量:通話中の相手の声
  • アラーム音量:目覚ましなどの音

側面の音量ボタンを押してもメディア音量しか変わらない機種が多く、着信音量は設定アプリから個別に調整が必要です。

確認する場所は、OSによって次のように異なります。

端末音量設定の確認場所
iPhone「設定」→「サウンドと触覚」
Android「設定」→「音とバイブレーション」

動画の音だけ出ないならメディア音量、着信に気づかないなら着信音量というように、症状から確認すべき項目を絞り込めます。

マナーモード・サイレントモードがオンになっている

会議や移動中に設定したまま、解除を忘れているケースは非常に多いです。

端末確認・解除方法
iPhone(サイレントスイッチ)本体左側面のスイッチを、オレンジ色が見えない側に切り替える
iPhone 15以降(アクションボタン)「設定」→「アクションボタン」で消音が割り当てられていないか確認
Android音量ボタンを押して表示されるパネル、または「設定」→「音」からオフにする

Bluetooth機器に接続されたままになっている

ワイヤレスイヤホンやスピーカー、車載オーディオに接続されていると、本体スピーカーからは音が出ません。

設定画面からBluetoothを一度オフにし、音が戻るか確認するのが最も手早い切り分け方法です。

音が戻った場合は、接続先の機器が原因だったと特定できます。

使っていないペアリング済み機器は削除しておくと、今後の誤接続を防げます。

集中モード・おやすみモードがオンになっている

iPhoneの「集中モード」やAndroidの「おやすみ時間モード」は、通知音や着信音を自動で抑制します。

スケジュール設定によって自分でも気づかないうちに有効になっていることがある点に注意が必要です。

iPhoneは「設定」→「集中モード」、Androidは「設定」→「Digital Wellbeing」から確認できます。

解除するだけでなく、スケジュール設定もあわせて見直しておきましょう。

スピーカーの汚れやケースが音をふさいでいる

ポケットやカバンの中で、スピーカーの細かい穴にほこりや糸くずが蓄積していきます。

音がこもる、極端に小さいという場合は、まず清掃を試してみてください。

  • 柔らかい乾いたブラシで、メッシュ部分をやさしく払う
  • つまようじや針など先の尖ったものは使わない
  • 液体を直接吹きかけない

なお、AppleはiPhoneのお手入れ方法の中で、エアダスターの使用を避けるよう案内しています。

ケースがスピーカー穴とずれている場合も音がこもるため、一度外して確認しましょう。

アプリやOSの一時的な不具合

スピーカー自体は正常でも、音声処理を担うシステムが一時的に乱れると音が出なくなります。

この場合、端末を再起動するだけで改善することがほとんどです。

特定のアプリだけで起こる場合は、そのアプリの更新や再インストールを試してください。

  • 音が出ないアプリを一度完全に終了し、開き直す
  • アプリを最新バージョンに更新する
  • 改善しない場合はアプリを削除し、入れ直す

削除する前に、アプリ内のデータが引き継げるかどうかを確認しておきましょう。

Appleもスピーカーから音が出ない場合の対処法の中で、設定と開口部の確認を最初の手順として案内しています。

イヤホンジャックの汚れ・接続の誤認識

イヤホンを抜いたのに音が出ない場合、スマホが「まだイヤホンが挿さっている」と誤認識している可能性があります。

端子内部にほこりや水分が残っていると、接続されたままだと判断され、本体スピーカーへの出力が止まります。

原因対処法
端子内のほこり・異物乾いた綿棒や柔らかいブラシで、端子周辺をやさしく清掃する
端子内の水分電源を切り、風通しの良い場所で十分に乾燥させる
接続の誤認識イヤホンを一度挿し直してから抜き、端末を再起動する

清掃しても改善しない場合は、端子の腐食や変形が起きている可能性があります。

撮影した動画そのものに音が入っていない

特定の動画だけ音が出ない場合、スマホではなく動画側に原因があることがあります。

撮影時にマイクがケースや指でふさがれていた、消音設定で撮影していたなど、そもそも音声が記録されていないケースです。

ほかの動画や音楽アプリでは正常に音が出るかを確認すれば、すぐに切り分けられます。

落下・水没によるスピーカーの故障

落下の衝撃や水の侵入は、スピーカーユニットや内部回路を直接傷めます。

特に水没は、乾いた後に腐食が進み、数日たってから音が出なくなることもある点が厄介です。

  • 音がかすれる、極端に小さい
  • ノイズや雑音が混じる
  • 片方のスピーカーだけ音が出ない

水濡れの心当たりがある場合は、スマホを水没させてしまった時の対処法もあわせて確認してください。

スマホの音が出ないときに自分でできる対処法

スマホの音が出ないときに自分でできる対処法

次の順番で試すと、負担の少ない方法から効率よく確認できます。

  1. マナーモード・サイレントモードを解除する
  2. 着信音量とメディア音量をそれぞれ上げる
  3. Bluetoothをオフにして接続先を解除する
  4. 集中モード・おやすみモードを解除する
  5. スピーカー周りを清掃し、ケースを外して確認する
  6. 端末を再起動する
  7. OSとアプリを最新版に更新する

ここまで試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障を疑う段階です。

iPhoneで確認したい設定

iPhoneでは、次の項目を順番に確認します。

  • 本体左側面のサイレントスイッチ(オレンジ色が見えていないか)
  • 「設定」→「サウンドと触覚」で着信音と通知音のスライダーを上げる
  • 「設定」→「集中モード」で有効なモードをオフにする
  • 「設定」→「Bluetooth」で接続中の機器を解除する

「着信音と通知音」のスライダーが最小になっていると、消音モードを解除しても音は出ません。

Androidで確認したい設定

Androidは機種によって表示名が異なりますが、確認する項目は共通です。

  • 「設定」→「音とバイブレーション」で4種類の音量を確認する
  • サイレントモード・マナーモードがオンになっていないか確認する
  • 「設定」→「接続済みのデバイス」でBluetooth接続を解除する
  • 「設定」→「アプリ」→対象アプリ→「通知」で通知がオフになっていないか確認する

機種ごとの詳しい手順はAndroid ヘルプで確認できます。

故障が疑われるサインと切り分け方

故障が疑われるサインと切り分け方

設定を見直しても音が戻らない場合は、内部の部品に問題が生じている可能性があります。

確認ポイント結果の見方
イヤホンを挿すと音が聞こえる本体スピーカーの故障が濃厚
どのアプリでも音が出ない設定ではなくハードウェア側の問題
落下・水濡れの経験がある内部の物理的な損傷の可能性が高い
再起動しても症状が続く修理または本体交換を検討する段階

複数の項目が当てはまる場合は、早めに修理を検討したほうが安全です。

通話中だけ相手の声が聞こえない場合は、受話口側の問題である可能性があります(電話で相手の声が聞こえない原因と対処方法)。

修理の依頼先と費用の目安

修理の依頼先と費用の目安

修理の依頼先は、大きく3つに分かれます。

依頼先費用の目安特徴
メーカー正規(Appleなど)5,000〜30,000円程度純正部品で安心だが、期間がかかりやすい
キャリアショップ5,000〜25,000円程度補償加入で負担を抑えられるが、取次ぎで日数がかかる
街のスマホ修理店・出張修理3,000〜15,000円程度即日対応しやすく、費用を抑えやすい

修理内容ごとの目安は次の通りです。

修理内容費用の目安所要時間
スピーカー交換3,000〜10,000円程度30分〜1時間
イヤホンジャック修理3,000〜8,000円程度30分〜1時間
水没による内部洗浄・基板修理10,000〜30,000円程度数日かかる場合あり

Apple正規の料金はAppleによるiPhoneの修理で機種別に確認できます。

保証期間内なら無償になることもあるため、加入状況を先に確認しておきましょう。

修理店を選ぶときに確認したいポイント

街のスマホ修理店は費用と時間を抑えやすい一方、店舗によって対応品質に差があります。

依頼前に、次の点を確認しておくと安心です。

  • 修理実績:対応機種や修理件数が公開されているか
  • 保証:修理後の保証期間と対象範囲が明示されているか
  • 見積もり:作業前に費用が明確に提示されるか
  • データの扱い:修理中のデータ保護方針が示されているか

なお、非正規店で修理するとメーカー保証が受けられなくなる場合があるため、保証期間内の端末は事前に確認が必要です。

修理前にデータのバックアップを取る

修理の工程で端末が初期化されることがあるため、事前のバックアップは必須です。

  • iPhone:iCloudバックアップ、またはパソコン(Finder)へ保存
  • Android:Googleアカウントによる自動バックアップ

LINEのトーク履歴は、OSのバックアップとは別にアプリ内で個別の設定が必要です。

引き継ぎ漏れが起きやすい部分なので、忘れずに確認しておきましょう。

音のトラブルを防ぐためのポイント

音のトラブルを防ぐためのポイント

日頃の使い方を少し意識するだけで、音のトラブルはかなり予防できます。

  • 月に一度を目安に、スピーカー周りを柔らかいブラシで清掃する
  • 使っていないBluetooth機器のペアリングは削除しておく
  • OSとアプリを定期的に最新版へ更新する
  • 防水性能を過信せず、水回りでの使用を控える
  • スピーカー穴の位置が合ったケースを選ぶ

特にスピーカーの清掃は、音質の維持にも直結する手軽なメンテナンスです。

まとめ

スマホの音が出ない原因の多くは、マナーモード・音量設定・Bluetooth接続といった設定面にあります。

まずは5つの確認ポイントを順に試し、それでも改善しなければ再起動とアップデートを行いましょう。

イヤホンでは聞こえるのに本体から音が出ない、落下や水没のあとから症状が出たという場合は、スピーカーの故障が疑われます。

そのようなときは、無理に分解せず、スマホレスキューゴーリペアにご相談ください。

24時間対応・最短即日の出張修理で、ご自宅や職場にいながらスピーカー交換や水没修理をご依頼いただけます。

できるだけデータを残したまま、その場で修理できるケースも多くあります。

修理前に無料でお見積りを提示しますので、スピーカーの故障・破損の修理iPhoneの修理メニューからお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

スマホから音が出ないのに、イヤホンでは聞こえるのはなぜですか?

イヤホンで正常に聞こえる場合、音声を処理する回路は生きており、本体スピーカーだけが故障している可能性が高いです。
ただし、イヤホン接続の誤認識が原因のこともあるため、端子の汚れの確認と再起動も試してみてください。

再起動しても音が出ません。初期化すれば直りますか?

ソフトウェアが原因であれば改善する可能性はありますが、スピーカーの物理的な故障には効果がありません。
初期化はデータがすべて消えるため、実行前に必ずバックアップを取り、まずは修理店での診断を検討してください。

水没した後に音が出なくなりました。乾かせば直りますか?

軽度であれば、十分に乾燥させることで回復する場合があります。
ただし内部に水分が残っていると腐食が進むため、乾かしても改善しないときは早めに点検を受けてください。

スマホ以外の機器でも同じような症状は起こりますか?

音量設定や接続先の切り替わりが原因という点は、ゲーム機などでも共通です。
同様のトラブルについては、Switchの音が出ない原因と対処方法

でも解説しています。

心当たりがないのに急に音が出なくなりました。故障でしょうか?

落下や水濡れの心当たりがない場合は、Bluetoothの自動接続や、集中モードのスケジュール設定が原因であることが多いです。
どちらも意図せず有効になりやすく、故障と間違われやすい代表的なケースです。
まずBluetoothをオフにし、集中モードを解除したうえで音が戻るか確認してみてください。

この記事の監修者

出張スマホ修理会社の株式会社GOREPAIR代表「森井」

株式会社GO REPAIR 代表 森井優介

5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したスマホリペアアカデミーの代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。