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iPhoneが音割れする原因とは?それぞれの対処法について
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この記事でわかること
お風呂や海、洗面所でスマホを濡らしたあと、スピーカーの音が「ビリビリ」「ガサガサ」と割れるようになった、という相談は非常に多く寄せられます。
結論から言うと、水没後の音割れは、スピーカー内部に水分が残っているサインです。
放置すると内部の腐食が進み、最終的に音がまったく出なくなることもあります。
この記事では、水没直後にやるべき水抜きの手順から、話題の「水抜き音」の実力と限界、修理費用の目安までを解説します。
スピーカーは、薄い振動板を細かく震わせて音を出す精密な部品です。
そこに水分が入り込むと振動板が正常に動けなくなり、音が歪んで「音割れ」として聞こえます。
さらに、水に含まれる不純物が乾いたあとも内部に残り、金属端子を腐食させていきます。
つまり、乾いて一時的に音が戻っても、内部では劣化が進行しているケースがあるという点が、水没による音割れの怖いところです。
次のような症状が出ている場合は、スピーカー内部に水分が残っている可能性が高いです。
| 症状 | 考えられる状態 |
|---|---|
| 音がこもる・くぐもって聞こえる | スピーカー内部に水分が滞留している |
| ビリビリ・ガサガサと歪む | 振動板が水分で正常に振動できていない |
| 音量を上げるほど悪化する | 振動が大きくなり歪みが強調されている |
| 片側のスピーカーだけ音が小さい | 片方に水分が入り込んでいる |
| 通話中の相手の声が割れる | 受話口(レシーバー)側への浸水 |
Appleもスピーカーから音が出ない・音が歪む場合の対処法として、まず開口部の状態を確認するよう案内しています。
完全に音が出なくなっている場合は、スマホの音が出ない原因と対処方法もあわせて確認してみてください。
IP67やIP68の耐水性能を備えた機種でも、「防水」ではなく「耐水」であり、水没しないことを保証するものではありません。
特に海水やジュースは塩分・糖分が残留し、乾燥後も腐食が進み続けるため危険度が高くなります(iPhoneは海水に浸かっても大丈夫?)。
湯気のこもる浴室での使用も浸水の原因になります(スマホをお風呂で使うときの注意点)。

音割れに気づいたら、音を鳴らす前に、まず通電を止めて水分を抜くことが最優先です。
次の手順で対応してください。
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① 電源を切る | 通電によるショートを防ぐ(最重要) |
| ② ケース・SIMを外す | 水分がこもるのを防ぎ、内部を乾かしやすくする |
| ③ 水分を拭き取る | レンズクロスなど糸くずの出ない布で拭く |
| ④ 水分を外に出す | スピーカー側を下に向け、手のひらに軽くトントンと当てる |
| ⑤ 自然乾燥させる | 風通しの良い場所で最低24時間ほど乾かす |
扇風機やサーキュレーターの常温の風を当てると、乾きが早くなります。
完全に乾くまでは、充電も電源を入れることも避けてください。
機種別の詳しい手順は、iPhoneの水抜き方法と音割れが出ているときの直し方で解説しています。
焦って行いがちな次の行動は、かえって被害を広げます。
| NG行動 | なぜ危険なのか |
|---|---|
| 本体を強く振る | 水が内部の奥や基板まで広がり、被害が拡大する |
| ドライヤーで乾かす | 熱で部品が変形・損傷する(冷風も風圧で水を押し込む) |
| 乾く前に充電する | 通電によりショートし、発熱・発火の危険もある |
| 米や乾燥剤に埋める | 粒子や粉が開口部に入り込み、詰まりの原因になる |
| 綿棒を奥まで差し込む | 繊維が残り、水分を保持して腐食を促す |
AppleもiPhoneが濡れてしまった場合の対処法の中で、加熱や異物の挿入を避け、自然乾燥させるよう案内しています。

水没後の音割れ対策として広く知られているのが、低い周波数の音を鳴らして振動で水分を押し出す「水抜き音」です。
専用の水抜きアプリやWebサイト、ショートカットなど、さまざまな形で提供されています。
水抜き音は、165Hz前後の低い正弦波をスピーカーから流し、振動で開口部の水滴を外へ弾き出す仕組みです。
Apple WatchにはApple公式の排水機能が搭載されていますが、iPhoneやAndroidスマホには標準搭載されていません。
市販の水抜きアプリはすべて第三者が開発したもので、メーカーが動作を保証しているわけではない点は理解しておきましょう。
水抜き音で改善するのは、スピーカーの開口部付近にとどまった、ごく軽度な水濡れに限られます。
内部の基板まで浸水している場合、音を鳴らしても水は抜けません。
むしろ次のようなリスクがあるため、使いどころを見極める必要があります。
水抜き音はあくまで応急処置であり、修理の代わりにはなりません。
大量に水没させた直後は、まず電源を切って乾燥させることを優先してください。

水に濡らした覚えがない場合は、次のような原因も考えられます。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| スピーカーのホコリ詰まり | 柔らかい乾いたブラシで開口部をやさしく掃除する |
| 音量・イコライザ設定 | 音量を70〜80%に下げ、イコライザをオフに戻す |
| アプリやOSの一時的な不具合 | 端末を再起動し、OS・アプリを最新版に更新する |
| スピーカー本体の故障 | 部品交換が必要なため、スマホ修理店へ相談する |
ポケットやカバンの中のホコリが開口部にたまると、音がこもったり歪んだりします。
掃除には、毛先の柔らかい乾いたブラシを使うのが基本です。
なお、AppleはiPhoneのお手入れ方法の中で、エアダスターの使用を避けるよう明記しています。
先の尖ったものでつついたり、液体クリーナーを吹きかけたりするのも避けてください。
音量を最大にしたまま使い続けると、スピーカーへの負荷が増して音が歪みやすくなります。
目安として70〜80%程度に下げるだけで改善するケースもあります。
あわせて、イコライザや音質補正機能をオフ(フラット)に戻すと、特定の音域だけ割れる症状が解消することがあります。
特定のアプリでのみ音割れが起きる場合は、スピーカーではなくアプリ側の問題である可能性が高いです。
すべての音源で同じように歪む場合は、スピーカーや内部の物理的な損傷が疑われます。

乾燥させても音割れが続く場合、スピーカーユニットの損傷や内部の腐食が進んでいる可能性があります。
水没による損傷はメーカー保証の対象外となることが多いため、費用の目安を知っておくと安心です。
| 修理先 | 特徴 |
|---|---|
| Apple・正規サービスプロバイダ | 純正部品で安心だが、水没は本体交換扱いになり高額になりやすい |
| キャリアショップ | 補償サービス加入なら負担を抑えられるが、日数がかかりやすい |
| 街のスマホ修理店・出張修理 | 内部洗浄や部品交換に対応でき、即日・低価格で対応しやすい |
| 修理内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| スピーカーの点検・クリーニング | 無料〜3,000円程度 |
| スピーカー(部品)交換 | 6,000〜15,000円程度 |
| 水没による内部洗浄・基板修理 | 10,000〜30,000円程度 |
Apple正規の料金はAppleによるiPhoneの修理で機種別に確認できます。
水没時の対処と修理費用の詳細はiPhoneを水没させてしまった時の対処法・修理費用、スピーカーの修理内容はスピーカーの故障・破損の修理でも確認できます。
水没修理は時間との勝負で、放置するほど腐食が進んで費用が高くなる傾向があります。

水没による音割れは、日頃の対策でかなり防げます。
水辺での使い方の注意点は、スマホをプールで使用する際の注意点でも紹介しています。
水没は突然起こるため、日頃からバックアップを取っておくことも重要な備えです。
スマホが水没したあとの音割れは、スピーカー内部に水分が残っているサインです。
まずは電源を切り、水分を拭き取って自然乾燥させることを最優先にしてください。
本体を振る、ドライヤーで乾かす、乾く前に充電するといった行動は、症状を悪化させるため避けましょう。
水抜き音は軽度な水濡れには有効ですが、あくまで応急処置であり、内部まで浸水している場合は効果がありません。
乾かしても音割れが直らない場合は、内部で腐食が進んでいる可能性が高いため、スマホレスキューゴーリペアにご相談ください。
iPhone・iPad・Androidの水没修理を24時間対応・最短即日の出張修理で承っており、ご自宅や職場までお伺いします。
内部洗浄からスピーカー交換、基板修理まで、できるだけデータを残したまま対応いたします。
修理前に無料でお見積りを提示しますので、「水没後から音がおかしい」とお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。
軽度な水濡れであれば、しっかり乾燥させることで改善するケースはあります。
ただし、内部に水分や不純物が残っていると腐食が進み、時間の経過とともに悪化することが多いです。
数日たっても改善しない場合は、早めに修理店へ相談してください。
水抜きアプリで取り除けるのは、スピーカーの開口部付近にとどまった水分だけです。
内部まで浸水している場合は効果がなく、振動で水が奥へ広がるおそれもあります。
あくまで応急処置と考え、症状が続くときは修理を検討しましょう。
目安は最低24時間、浸水量が多い場合は48時間ほど自然乾燥させてください。
見た目が乾いていても内部に水分が残っていることがあるため、急いで充電するのは避けましょう。
水濡れによる損傷は、メーカーの通常保証では対象外となるのが一般的です。
AppleCare+などの有償保証に加入している場合は、自己負担額で対応できることがあります。
加入していない場合は、街のスマホ修理店のほうが費用を抑えられるケースもあります。
株式会社GO REPAIR 代表 森井優介
5年以上スマホ修理業界に従事する中で、スマホのプロが日本全国誰の近くにもいる社会を作りたいと考え、ゴーリペアを設立。
さらにスマートフォンのプロをより身近に増やすことで、修理はもちろんのこと「もっと快適に使えるように」「大きなトラブルにならないように」したいという想いから、スマホ修理資格の確立したスマホリペアアカデミーの代表も兼務しており、スマホ修理業界をけん引している。